おふぃすOK お仕事、年金、老後の暮らし、働くトラブル

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2005年12月31日

村上シェフの凄さ

 ぼんやりとテレビをみていたら今年お亡くなりになられた、帝国ホテル村上シェフの「今日の料理」のレシピを服部先生(服部栄養専門学校の校長)を再現されていました。

 なんてことはない番組ですけど、すごく感動的でした。

 村上シェフは、現役時代帝国ホテル料理人400人を束ねていた、フランス料理を極めた方。
 そんな方が、家庭料理の番組に出て誰でも作れるハンバーグを作る。
 ドミグラスソースはフランス料理店では普通3日かけて作るのだそうですけれど、家庭の主婦がそんなことができるわけがない。
 そうすると、それに変わる物を考えないといけない。村上シェフがお考えになったハンバーグソースは、固形ブイヨン+ケチャップ+ブランデー。

 1流料理人が家庭の平均的主婦感覚で料理を作るのは、思った以上に大変なのでしょう。プロ同士ならいわなくてもわかる当たり前の事を、丁寧に全部言わないといけない。でも村上シェフはそれをちゃんとやられた。「ハンバーグは手前から向こうのほうに入れると油が体にはねません」。そっかー。
 さらに、レシピを再現された服部先生、1流シェフがこういう家庭料理の番組に出ることについては、「同業者からの冷たい視線」があったんだろうなというような風に言われていましたね。

 自分たちの仕事も全く同じ。素人向けに「年金や保険の制度を懇切丁寧に説明すること」にいちいちいちゃもんをつける人がたくさんいます。でも、そんなやつに限って、「じゃお前やってみろ」といわれれば何もできない。上のハンバーグで言えば、「ドミグラスソースをそんなケチャップで代用するのは邪道」と言うのは簡単だが、じゃ家庭の主婦にそれに代わるものを提案できるかといえば、できる人は少ない。
 
 あらゆることに共通ですが、何が難しいと言って、素人に説明することくらい難しいことはない。IT技術者に、パソコンセットアップのマニュアルを作るは簡単だけど、ド素人に理解させるマニュアルを作るのは大変。常に理解不足と誤解の可能性を抱えつつ行う仕事になるのは容易に想像がつく。
 村上シェフのような超一流の料理人になれば、別にテレビにでなくたって自分のキャリアには問題ない(しかも、オーナーシェフじゃないからお店宣伝の必要性もない)、でもテレビに出られたのは、「洋食を広めたい」という村上シェフの理念があったからだとか。

 本当に勉強になります。判りにくい日本の年金、保険制度。

 素人の誤解も山のようにある。1人で行えることは、サハラ砂漠の中の砂山を1つ壊すくらいのものでしょうが、でも確実に砂山は1つ壊れているのは間違いない。地道にやっていかなきゃなあ。
 
 
 

 

 

投稿者 okesan : 10:30

2005年12月30日

程遠い、官民の待遇格差是正

 数年前まで、東京都水道局(全部かどうか知りませんが)、はお昼の12-13時はお休みでした。
 引越しした人が電話をかけても、繋がらない。
 主婦がいる世帯ならいいですけれど、共働きや単身者には「酷い」サービス。
 
 最近は、各種の事業を民営化することが盛んですが、民営化で入札し新たに民間業者がそういう事務を代行することも多い。
 そうすると、当然ながら民間業者は12-13時に休むということはありません、サービス向上です。

 それはそれでいいのですけれど、逆の側面もある。
 つまり、今まできっちり12-13時休んでいた職員は、世間から「ずいぶんいい身分だな」と冷たく思われていたのが、民営化で「クレームをつけられることなく」休めるようになる。

 そういう意味では公務員的にも、「嫌な仕事の民営化」は、自分たちの首を切られない限り、中身によっては歓迎できる制度です。で、実際そんな「公務員の嫌がる仕事」から民営化をしているのは事実です。
 お役所仕事の民営化というのは、そういう側面(自分たちを楽にするような)もあることは十分頭の中にいれて、そのよしあしを考えないといけないですよね。
 
 さて、今日の新聞からですけど、運転免許更新やメーデーの際に、通常の年次有給休暇とは別に休暇を取れる制度を一部自治体が設けていることが、総務省の調査でわかった。 いずれも国にはない休暇で、総務省は是正を含めて再検討するよう通知した。

 調査は2005年4月1日現在の状況について、全自治体(47都道府県、14政令市、2404市区町村)を対象に行った。それによると、運転免許更新の休暇は44団体、メーデー休暇は70団体が導入していた。このほか、国に制度のないものとして、「家族の祭日(法要)」(890団体)、12月29日~1月3日の期間以外の「年末年始」(255団体)などの休暇があった。

 いやー、法事、免許の更新も特別な休暇があるんだー。 
 
 こらまずいわ。そういうのは普通の有給使えばいい話で。
 しかも、(ここからが重要)、普通民間企業だと、土日の普通の休日に免許センターまで出向いて免許更新をするのが普通、法事は土日にするのが普通(お葬式じゃないですからね)、あまり有給休暇はつかわれないですよね。

 誰がこういう休暇制度を管理しているのか知りませんが、とにかく、公務員の待遇を民間なみにするのさえ大変な仕事なんですね。

 

投稿者 okesan : 10:35

2005年12月28日

いちおう営業は今日まで

 今日はまったり掃除でもしようと思っていたら、とある事情で、午前中は東京家庭裁判所と東京法務局へお出かけ。
 寒い中をスクーター(始動は寒いのでセルではなかなかかからない(大抵キックになってしまうな)が、始動すると空冷でエンジンが冷えて後は楽)で出かけました。
 電車やバスだと、裁判所と法務局って距離があるので、面倒なんですよね。大した距離じゃないからわしのような者がタクシーを使うわけには行かないし。
 午後には、銀行振り込み等の用事をいろいろ済ませ、結局掃除ができたのはトイレのみ(汗)。 ま、いいか。

 お正月は1月4日の夜にこちらに戻ってくる予定です。来年こそいい年になるといいな。

 明日のお昼に田舎に帰りますので、おふぃすOKの今年の営業は本日まで。でも、電話は田舎に帰っても転送し続けますから、休みといえば休み、休みじゃないといえば休みじゃない。しかも営業は休んでも宿題はいろいろと抱えて帰らないといけない。宿題があると本が増えて、荷物が重くなるんですよねえ。いやーお正月もゆっくり休めないかもしれないね。でもあのお正月のダラダラ番組を朝から夜まで見るよりは、仕事関係の本を抱えてあーでもないこーでもないと頭をひねっているほうがよっぽど精神的にいいかもしれない。それほど正月の番組は「?」な内容のものが多い。
 仕事依頼のあった社長さん、なかなか資料を送ってくれないので、昨日連絡したら誰も電話に出ない。もう正月休みか? てことで今日念のため出向いたらやっぱり「会社はガラン」いやーしまった。とはいえ先週金曜日は祝日だったわけで、結局資料もらえなかったんだなとあきらめるしかないですね。社長さんを信じて、あまりしつこく催促したらまずいのかなと遠慮してた結果がこれ。やっぱ言うことはガンガン言ったほうがいいかもしれませ。しまった。

 10月下旬から、引越しの関係もあり、極力仕事は控えめにしていたので、最近になってその影響か仕事ねえーぞみたいな状態になったんです。さすがに引越しが完了してしばらくしてみるとそれじゃまずいと汗をかく(笑)。とはいえ引越しの時期に仕事が目のまわる忙しさだったら、大変なことになっていた。なかなか微妙なところでした。
 引越しは終了し、当分は引越しすることもないことがほぼ確定したので、来年早々からは突っ走りますよ宣言。

 日記は年中無休で書きたいですけど、実家へ帰ると環境が変わりますので、毎日更新できるかは保証の限りではありません。でもやっぱり書きたいな。

 CFP認定の申込書、本日簡易書留で送付しました。でも登録料が2万5千円。うーん、高いー。
 スピード写真も撮って(いつもながら酷い写りだ。被写体が良くないせいもあるけど)、住民票も取って、結構テマヒマかかります。

投稿者 okesan : 21:25 | コメント (2)

2005年12月27日

性差って何でしょう?

 新聞を見ていたら、政府は、公務員キャリア(上級職)の男女比で女性比率を30%にしたいとかしたくないとか。

 前々から気になってたんですけれど、こういう具体的目標を立てるのは本当に正しいことなんでしょうか。

 外国で、少数民族とか被差別的人種の優遇策をやっているところは大抵矛盾を抱えているんじゃないでしょうか?
 例えば、大学入試に際して、入学試験で300点の白人と250点の黒人がいた場合でも、入学定員の関係(少数民族に優先枠があったりする)で黒人が合格白人が不合格。これは落ちた白人にとっては大変不愉快でしょう。黒人のほうの所得が低く教育機会が少ないから枠を設けるというのであれば、枠ではなくて、優秀な黒人に奨学金を与えるな教育機会の均等のほうで機会均等を図り、試験は平等に行わなきゃ。
 それを言い出すと、わしらのような「塾すらロクになかった田舎者」には試験優先枠があってもよかったよなあなんていい出せますよね。
 
 有能な女性が、男女という壁に阻まれて能力が発揮できないのは社会的損失でとても困りますが、逆にあまり女性を優遇しすぎると有能な男性が、女性優遇という壁に挟まれて能力が発揮できなくなるかもしれない。難しいです。行政や社会ができるのは形式的な差別撤廃だけじゃないですかね? それで、その形式的な男女差は相当部分撤廃されて次のステップつまり形は整ったけどをれを実行するための意識付け、男性および女性の心の中の問題に移ってきているような気がするんですけど。

 公務員キャリア(上級職)は激務中の激務で、男性と違って女性の中にはそういう競争社会に入るのが嫌だという人も多い。30代で警察署長や税務署長になる(ならざるを得ない)のを憧れと思う人もいれば嫌だと思う人もいる。
 ココからは全く個人的な感想ですけれど、社労士でいえば、仕事の中心としてセミナーや講演会を積極的にやろうとする人もいれば、年金相談のような「個人対個人」の仕事のほうがいいという方もいますが、男女の性差で言えば、女性は後者を選択する人が意外と多い(これは繰り返しますが個人的感想ですから、批判されても困ります)、こういう意識は自然のものなのか後天的な教育の賜物なのかわかりませんが、男女の性差の撤廃はあまりに性急過ぎていないかな。根っこの部分がなぜそういう風になるのかという検討をしてからでないと処方箋は建てられないのじゃないかと思います。

 形式的にキャリア公務員の男女比が平等になればそれは男女差別がなくなったと完全に考えていいものなんでしょうか。

☆☆☆

 昨日はFPのスタディグループの勉強会&忘年会、
 不動産鑑定士のFさんの言、
 鑑定相場がわかっている人からみたら、耐震構造偽造のヒューザー物件は周囲の普通の物件に比べてあまりにも常軌を逸脱した価格というのは瞬時に感じるそうです。
 マンション買った人も、もし友人に鑑定士さんがいらしたらだいぶ状況は変わっていたかもしれません。
 マンション関係のお勤めで昨日講師をやられたMさんの言、
 耐震構造偽造物件は、柱が小さいし壁も薄いから、中に入ってみると、元々広い物件の広さがさらに目立って、素人にはものすごく素敵な物件に見えるそうです。
 つまり、柱や梁、壁が細い、小さい というのは、障害物が少ない=部屋を広く見せるというウリを作っていたのですね。

 FPの資格というのは、色々叩かれますししょぼい資格かもしれませんが、勉強会にはいろいろな仕事、職種の人がこられるので、勉強会で得られる知識というのは本当勉強になる。今回の耐震偽造の件も、不動産業者、マンション販売業者、鑑定士の立場とかでお話を伺いました。仕事に直接役立つわけではないですけれど、ありがたいです。

 

投稿者 okesan : 13:31

2005年12月26日

年金記事は、センセーショナルに書くのがデフォルト?

 来年の予算編成の新聞記事を見ていて、気になるところが。
 「来年も年金保険料上がります。」

 いやだから、それはもう一昨年法律改正したときの規定路線だから、値上げを前提に各省庁が予算を作るのは当たり前。記事に何か作為性を感じます。

 昨年も似たような記事があったんですね。「保険料が上がります。」

 お役所的にはは練りに練った値上案なんでしょうが、これはヤバイ気がするぞ。12年間も毎年毎年着実に保険料を上げると、「国民の不信感が確固たるものになる」 そうなったら、本当に年金の危機。物価上昇分以外はもう保険料は上げないといっているけれど、12年もかかると、何か「すごーく昔から保険料は毎年着実に上がっていく」ものだという錯覚にとらわれないかなあ。

 だからマスコミの責務としては、そういう国民の不安を抑える記事も書かないといけないと思うんだけど(12年経ったらもう値上げはしないと政府は公言している事実は皆知らない(まあ信用するかしないかは別として)、不安をたきつけてどうするよ。

 すでに法律が通って、決まったことを粛々と実行しているだけなのに、「来年度も保険料値上げ」みたいなまるで値上げを毎年国会が決めているかのごとくセンセーショナルに新聞記事を書くのは、「新聞が売れる」という側面では貢献するかもしれませんが、世の中全体としては、マイナスじゃないかな。せめて、すでに決まったことだから上がります程度でいいと思うんですけど、新聞記者さんの感覚はワシとは違うんですね。

 保険料値上げとは関係ないですけど、最近は、年金および社会保険庁を叩くと部数が増えるのか、新聞も雑誌もこぞって年金を叩くのがデフォルトみたいになっていますが、これは本当にまずいですよ。ちゃんとした人がちゃんとした記事を書くとセンセーショナルじゃないからパンチが弱く感じるのかもしれませんが、そもそも年金って凄く地味なものなんですからねえ。40年はらって20年もらう。人生の4分の3が係ってくることですから。

☆☆☆

 いつもいろいろ貴重な資料を送っていただけるK先生、また資料を送っていただきました。本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
 沖縄年金のまとめなんて、絶対市販されていませんから貴重な資料です。(沖縄は昭和40年代に本土復帰したことがあって、ものすごく特例が多いのです。それが実務に役立つか否かといえば、自分は沖縄にいるわけではないので、関係ないですけど、学問的資料としてはものすごく価値があると思います)

投稿者 okesan : 11:38

2005年12月25日

スマトラ地震被災地で人身売買が相変わらず多発

 会社を辞めるのには、原則として2週間前に従業員の側から届け出ればいいのが原則です。
 今の社会情勢からしたら、「えっ2週間前でいいの?、引継ぎはどうなるの?」と疑問を挟まれる人も多いでしょう。社長の側からしたら、どうでもいいような要員はともかくも、いろいろとあてにして雇用している人がいきなり辞めてしまったらとても困るでしょう。それでも会社側は何も文句をいえないというのはしっくりこないなと思う人も実際多いです。
 わしも、社会常識的には、2週間前にいきなり「辞めます」と言い出すのは、ちょっとまずいと思います。でも法律的には問題ない。

 なんで、これ長くできないのか? というとご承知の人も多いかもしれませんが、長い歴史があるんですね。
 
 江戸から明治にかけては、人身売買が当たり前にあった。親が前借金をしてそのカタに子供が売られることも珍しくなかった。
 日本の法律はこういう、「人身売買、人身拘束」があった歴史を反省し、そういう制度極端に嫌い、そういうものを極力排除しようとしています。
 
 就業規則で、6ヶ月前までに申し出なければならない。そうじゃないとペナルティー という規定を作ったとしたら、労働者側はどんなに自分の意思に反しても、6ヶ月はその会社で働かないといけない。働かないと違約金を取られるというのは人身拘束に他ならない。そういう考え方から出発してます。

 今でも、ヤミではそういう人身売買は拘束はあるのかもしれませんが、少なくとも日本の表社会からは完全に消えてしまいました。借金のカタに娘が売られというのは、時代劇の世界でしか見られなくなった。

 スマトラ大地震から1年。
 今日の新聞記事だと、相変わらず被災地では人身売買が盛んに行われているようです。
 大地震になって、親や親戚を失った子供が大量に出てきた、逆に子供を失った親が大量に出てきた。
 人身売買の要素は多分にあります。社会保障が十分でない国では、子供は老後の年金のような働き(子が親の面倒を見る)もしますし。

 ミャンマー(ビルマ)で仕事をしている日本人から、ある日突然、子供をつれた親が「うちの子供を買ってくれ」と訪れたという話を現地で聞いた時はひっくり返りましたが、そういえばタイでも10年ほど前売春宿で女性を拘束し逃げられないようにして働かせるということが問題になりました。とある大火事で売春宿が全焼、焼け跡から遺体がでてきたのだけれど、その遺体が鎖で繋がれていたということで余りにそれは酷いと国際世論の批判が広まり、政府が売春宿を徹底的につぶすという方策をしたことがあります。

 人身売買も、労働を目的としない闇養子のような売買もあるでしょうが、それも親のエゴであり、また労働力(性風俗の労働力を含めて)としての人身売買も多いはず。

 日本の法律が、労働契約上での「身体拘束的な労働契約を入れることを極端に嫌う」というのもこういう世界の実体を見ると何となく頷ける話ではあります。日本国内だけをみると、何でこんなに厳しいの と思うかもしれませんが、世界に拡げてみると当たり前という気持になります。日本だっていつ先祖がえりするかわからない。

投稿者 okesan : 11:36

2005年12月24日

くまさん

 わしの自宅には、くまさん(ニックネーム)からもらった看板があります。今は入り口の靴置き場の上においてある。
 くまさんは、ときどき別ブログ=オヤヂギャグの部屋にコメントかいてもらっていますが、もう知りあってから4年を経過したでしょうか?
 仕事としては、駆け出しもいいところで出会ったお客さんです。

 お客さんという言い方はちょっと不正確で、くまさんが「仕事で労災にあったのに会社に労災隠しをされた」時に無料で少しアドバイスをしてあげた関係。
 残念ながらくまさんの労災は、相談を受けた段階でもう時間が2年以上経過していて時効にかかり、労災の療養給付等を受けられない状態で、結局何もしてあげられなかったのです。けれど、くまさんにはその後、特技のマシニングの技術を利用し、金属加工で看板を彫ってもらった看板をお礼に送っていただきました。
 
 何もしてあげらなかったけれど、深く感謝された。
 わしの仕事の原点かもしれませんね。だから看板は宝物です。
 他人のために何かしてあげたいというような、教条的なあるいは自己犠牲的なボランティア精神はどうも好きになれません。わしってそんなに高尚な人間じゃないし、そういうのは独善的な社会観を生んでしまいかえって害悪だと思っています。かといって、困っていることに直面している人を放置することもできない。喜ばれることは嬉しいことです。

 今後も偶然何かトラブルに直面している人に接触することがあって、自分の知識で何かできるのであれば、できる範囲で何かしてあげたいと思います。無理をしない程度に。

 そんなくまさんですけれど、最近は年1回忘年会の日に会うのが通例。
 24日はその忘年会の日です。
 久しぶりに会うのが楽しみです。くまさん若い頃と変わらないペースで食いまくっているので(奥さん談)、会うたび太っている気がするけれど、今回もまた太っているかな?
 

投稿者 okesan : 01:47

2005年12月23日

日報がUPされてない(汗)

 ありゃー、昨日の業務日報が消えいている(涙)。
 上手くアップされていなかったのかな。やっぱUPされたのを確認しなきゃいけなかった。
 カナリ長文を書いていたのたのに、正直がっくり。

 こういうときに限ってバックアップを取ってなかったりするものですから余計に悲惨。
 また思い出して今日中に書きます。

 とにかく世の中便利にはなったけれど、今ピュターを使うってのはこういうリスクがありますから(と自己弁護)本当に怖いですよねえ。

 USBメモリー、小さくて軽くて容量が多くて、普段データの持ち運びに利用させていただいていますが、欠点はその小ささ。
 重要なデータを入れたまま紛失しそうでいつも怖いです。
 

投稿者 okesan : 12:20

2005年12月21日

いい人にあうと1日が軽くなる

 本日は、午前中 就業規則のお話で、若い社長を訪問。
 いやー、若手でバリバリ仕事をやっている人は見ていて気持がいいです。年齢に関係なく人間守りに入ってしまうと何か醜さがでてくるんですけれど、そういうのがない。ものすごくさわやかに感じます。
 
 でもって、社会保険や其の他の福利厚生についても、すごく前向き。小さい会社だと加入をなかなか嫌がることも多いですけれど、積極的にもう加入されている。これが本来の姿なんでしょうが、 こういう方はなかなかいらっしゃいません。どちらかというといかにずるくコストを浮かして会社がもうけるかを考える人のほうが多いですから。小嶋内河姉歯(姉歯は経営者じゃないですけど)みたいな、クソ人間を日々テレビでみていていやになってましたから。こういう人たちの下で働いているとつらいだろうなあ。
 
 個人的には、意気に感じた場合一肌も二肌も脱ぎたくなりますよね。 全力でサポートさせていただきます。やっぱ人間が汚いと協力したくなくなるし、人間性というのは大きな部分を占めていることを実感します。

 雑談でも書きましたが、やっとCFP試験全科目合格(佐川急便こねーぞ(笑)、電話で住所変更を協会にしたんだけれどちゃんと手続きされているのかな)。試験の呪縛から1つ逃れました。勉強は嫌いじゃないけれど、試験は嫌い。でも試験がないとちゃんと勉強しない。試験じゃなく勉強する場合は実務で必要なとき。
 やっぱ人間怠惰に流れるのが恒ですから、嫌いな試験でもこつこつチャレンジしないとダメですね。

 次は、特定社労士試験(来年6月)が当面の試験の予定(ただ、定員の関係で受けられない可能性もある)。これは、前評判が低い試験(高いコストの割に仕事に結びつかないんじゃないかということで)ですけれど、実際のところは蓋を開けてみないとわからないですよね。

 

投稿者 okesan : 23:35

2005年12月20日

使いにくいサイトはないほうがいい?

 最新ニュースでも取り上げましたが、社会保険庁の携帯サイト 携帯電話で年金額試算
 誰が造ったか知らないが、本当にお客さんの立場に立たない年金試算じゃないかなあと思ってしまう。

 理由は簡単、「この期間平均給与額を入れてください」という項目があるから。

 年金の相談で、相談者が最も知りたいことは年金額、しかし厚生年金は「過去の勤務期間の標準報酬を元に算出される」
 これが一番わかりにくく、かつこれがネックになって「年金を説明するのが困難を極めている」状況なんですけどねえ。相手の話をよく聞いて、大体の過去の給与額を想像し年金額の予想を立てる。その精度はまさに、「社労士の年金レベルそのもの」なんです。
 ベテランの先生に比べて、我々若僧は本当にその辺が甘い。大きく外してしまうことも良くあることです。

 この平均給与額を「使う人に入力させてしまえ」ば、本当に楽。年金相談だって、「あなたの過去の平均給与額はどのくらいでしたかねえ?」という質問をしても大抵の人は「さぁー、何せ昔のことだから、初任給は2万円だったのは覚えているんですが」 な程度。そんな人に携帯サイトで「過去の平均給与なんか聞いている」んだから社会保険庁もヤレヤレだなあと思ってしまう。

 過去の平均給与(正確に言えば 平均標準報酬(月)額) がわかっていれば、年金額なんてそれを掛け算すればすぐでてくる。
 平均給与額というのはわからないからみな苦労しているんですよ。普通はそれは何かということすらわからない。そこをどう説明し、どう年金額をお客さんに提示できるかが重要なんであってそれができないなら、社会保険庁も携帯電話の年金試算なんか作らないで表1つ(何万円なら年金が何円とか)作ったほうがよっぽどマシってものです。

 

 ところで、平均標準報酬(月)額といえば、社労士の中にも、年金の理屈がわかっていない人がいて、こういう事例を見かけたことがあります。ちょっとココからは話が専門的になりますんで、わからない方は読み飛ばしてください。

 300月(25年)厚生年金に加入する予定が、会社の不手際で3ヶ月厚生年金に加入していなかった。

 こういう場合に、この抜けた3ヶ月の年金額を計算するのに、わざわざ300月の年金額を計算し、そこから297月加入の場合の年金額を計算し、それを引き算していた人がいました。どうも年金は全期間の平均標準報酬月額を出さないと計算できないと思っているらしい。
 これが、年金を少しかじった程度の平均的社労士の年金レベルらしいです。

 いや、これ、山手線で東京から新橋に行くのに、神田、上野、池袋、新宿、渋谷、品川経由(要するに遠回り)で行くようなものです。3ヶ月抜けてた期間の平均標準報酬(月)額がわかれば、その3か月分の平均標準報酬(要するに給与額)で計算できます(報酬1万円につき幾らという乗率×平均標準報酬(月)額×3)。

 年金は金太郎飴というのがわかっていない。何処を切っても金太郎!

 たとえば100ヶ月の加入期間があった場合に、その100ヶ月の加入期間を通して平均標準報酬月額をだし それに乗率を掛けても
 前半50ヶ月と後半50ヶ月に分けて それぞれの平均標準報酬月額を出し それに乗率を掛けたものを足しても、
 毎月毎月の標準報酬月額に乗率を掛けたのを 最後に100個足しても、

 端数処理で少しは数値がずれますが、基本的に大体同じになる(ただ、総報酬制の前後はきちんと分けないといけない(乗率が異なるので))。

 身近に例があればお遊びで、短期加入者(たとえば12ヶ月)厚生年金に加入した人の年金額を計算してみてください。
 偶数月だけの平均標準報酬月額×乗率と加入月数(6ヶ月) + 奇数月だけの平均標準報酬月額×乗率×加入月数(6ヶ月)
      = 全月数平均標準報酬月額×乗率×加入月数(12ヶ月)  になります。

 

投稿者 okesan : 10:56

2005年12月19日

診療報酬引き下げだそうで

 「政府・与党は18日、医療機関に支払われる診療報酬の06年度改定について、全体で3.16%引き下げることを決めた。治療行為や調剤などの「本体部分」がマイナス1.36%で、薬価・医療材料部分は同1.8%。初めて本体部分が引き下げられた02年度のマイナス2.7%を上回る過去最大の下げ幅で、医療費にかかる国の予算は約2370億円減らせる見通しだ。介護報酬については、0.5%の引き下げを決めた。 」 とのこと。

 日本医師会、薬剤師会の力が落ちたのか、それとも小泉圧勝の余波か、一昔前ならば、「現場医療機関」をはじめとして大混乱に陥ったかもしれないようなことがアッサリと決まりそうです。時代の流れですかねえ。昭和の頃の日本医師会なんて半端じゃなく強かったですから。
 圧力団体の圧力が弱くなっていっているというのが今の日本らしいですが、医師会もそれに漏れずというところでしょうか。

 医師という職業、お金はあると一般に思いがちですが、勤務医は思ったほどには給与は良くないらしく、実際のところ外部の人間には医師のフトコロって良くわかりません。
 給与が良くなくても、夜勤で盆暮れに待機すると結構な手当てを稼げたりもするみたいですし。

 開業医は売り上げは高いですけれど、やっぱり安泰ではなくて、億単位の設備投資の借金をして、数千万単位の返済を毎年していくという現実を聞くと、けっこう診療報酬の引き下げは1.36%とはいえ病院経営に響くのかなと思ったりもします。
 
 暗い待合室とか古い設備というのは、「患者さんが嫌がります」からねえ。腕が良くてもそれじゃ患者がこない、客商売ですから。常に投資し続けなければいけない。待合室の子供用の絵本だってバカにならない出費。

 個別項目では、医師不足などに対応するため、小児科・産科・麻酔科や救急医療、一般病床の看護配置などに報酬を手厚くする方針で、川崎厚労相はこれらの分野の報酬については今より0.3%以上引き上げる考えを表明したとのことですが、
 うーん、特定分野については、医師不足というのがよほど深刻なんでしょうか。ただ、一般的な内科の先生も新生児とか1歳児くらいまでならともかく、2,3歳児の頃からの年齢の子供の診察は普通にされている(しないと、特に田舎では話にならないから)し、素人的にはどの辺が境界線でどういう風に診療報酬に反映されているのかななんて疑問に思ったりします。

 年金の勉強会で障害年金の事例発表を聞いていて、医師の「字の汚さ」がまたまた話題に上りました。
 いろいろ資料を見せてもらうと確かに、診断書の文字、「何だこれ?」ってのが多い。しかも「専門用語を駆使しているので」さらにわからない。

 診断書というのは、書かれたものを見るのは専門家「障害年金の場合、結局障害年金の支給不支給および障害等級を決定するのに大きく影響するのは厚生労働省(社保庁)側の医師」ですから、医師同士がわかればとりあえずの目的は達せられます。
 しかし、あのミミズの這ったような字をお医者さんは簡単に読めるのかなあ。だったら凄いと思う。

投稿者 okesan : 11:17

2005年12月18日

パクる

「パクる」
 この表現、昔からあったのか最近になって登場したのか知りませんが、昔は余り使っていなかったような。まあようするに盗用するとかいう意味なんですが、
 
 仕事をしているとものすごく微妙なんですね。このパクる という行為。
 
 ベテランの先生に、年金の繰上支給を普通のお客さんに説明するとき繰上と繰下げがこっちゃになるので、「前倒し支給」という言葉を使っています。と説明したところ「やっぱりそれより、早期の受取り とかいう表現のほうがより柔らかくていいんじゃない?」といわれました。
 今回はわざわざ教えていただきましたが、難しい年金の用語を説明するとき、それを易しく言い換える上手い表現、そういうのもいわば「ベテランには沢山在庫があります」から普段は耳をそばだてて「お、この表現は頂き」と自分のポケットにしまいこむことはよくあります。
 こういうのを、せっせと自分に取り込むのはいわばパクりではなくて、積極的にすべきもの。わしが逆に他人に同じ事をされても少しも痛痒は感じません(感謝されたらなおいいが)。むしろ好ましいことかもしれない。

 ところが、書籍になると話が違います。
 もちろん、全く別の人が偶然内容が似たようなものを作るということがある可能性はありますが、多くの部分が酷似してたらやっぱりおかしい。これは完全に「ルール違反、いわばパクリ」

 年金はその難しさゆえ、「内容が似通っているもの」になっている場合が結構ある。
 最近になって、よくわかってきたのですが、こういう場合は、「作者自体が年金を良くわかっていないので、厚生労働省のような信頼できてかつ著作権に抵触していない部分からいろいろと取ってきた場合が多い」ようです。

 こういのって、正直言ってお経のようなもので全く読んでもわかりません。
 普通は、そういう難しいことを、「繰上支給を早期受取り という風な噛み砕きをして書くのが年金本です。そその噛み砕き方が年金解説本の命であり、そのわかりやすさで売り上げが左右される。
 ところが噛み砕きしたものを、パクるバカが世の中に沢山いる。

 パクったかどうかを見分けるのは本当は簡単なんです。作者を連れてきて年金の話をさせればいい。
 本当に自分で本を書いたなら、あーでもないこーでもないと一字一句まで悩んでいますから、どんな質問にも瞬時に答えられるし、わかりにくいところを更に丁寧に説明もしてくれる。ゴーストに書かせたり、他人のものをパクッたりしていた場合は、それができない。

 噂なので、実名は間違っても書けませんが、このパクリでなりあがったと噂される人もちらほら名前を聞きます。確かに、いろいろ見聞きすると、「どう見ても年金を書くレベルまで知っているとは思えない人」だったりするので、やっぱりー と思ったりはします。
 そんな人に限って、「余り人前で自分の書いた本の中身のことをあまり言わない」

 当たり前でしょうね。ぼろが出るから。でも、年金の困ったところは、「余りにも難しすぎて、仮にその著者がセミナー講師をしたとしても(普通はしないが)、ボロがでるような質問がしにくい」ところなのかもしれません。

 本を読んでからセミナーに行くんじゃなくて、セミナーに行って話を聞いてから本を読むのがいいかもしれない。話はやっぱりごまかせません。

投稿者 okesan : 13:47

2005年12月17日

酒飲んで絡まれましたが

 一昨日(昨日?)4時20分まで起きていたというのは、「雑談」のほうでしましたが。
 その中で夜の1時頃に絡まれた。名刺交換もしていない人なんだけど、「初対面の人にシモネタ」を振るおじさんなので、わしとしては、避けたい人。
 シモネタは嫌いじゃないけれど、やっぱ「面識があり、かつそういうネタを流せる人が相手」でないとまずいと思うぞ。シモネタは相手を選ぶ。それは「セクハラ問題が現実化した

 ま、そんなことはともかく、その人とは会話を避けていたんだけれど、向こうから話しかけられたのでしょうがないから応対していた。

 絡まれた内容は、社労士の職務権限の話。
 基本的にわしは下戸なので、「水、水、酒、水、酒、ジュース」という下戸チャンポンをしていてるから酔っぱらってもある程度は周囲が見えている。なので割と会話はマトモ(だと本人は思っている)なんだが、酔っ払いに絡まれれるとつらい。

 来年からADR(個別労使紛争の裁判外処理)の事務が本格化するわけですが、
 「こんなものは社労士の業務として意味がない。事実今でも誰もやってない、そうでしょ?」
 「弁護士は法律家だし、司法書士もものすごく職務権限が増えている。いわば勝ち組。司法書士もADRができるから、どんどん労使紛争の解決に参加している。しかも、彼らは簡易裁判所の訴訟代理権を得たから、小額の「解雇予告手当未払いの訴訟」なんかに参加している。

 いやだから、
 「それが大問題なわけでしょう。特に司法試験も司法書士試験も労働法関係の法律は全く試験科目にない、そういう人が労使紛争にドンドン参加している。法律家という能力担保はあるが、労使紛争解決の専門家という能力担保はしていない」
 という旨の発言をすると、

 「司法試験で労働法を選択する人はどんどん増えていますよ」
 とさらに絡まれる。

 「いやだから、昔の司法試験は「選択科目として労働法」があったわけだが、現行は「完全に消えている」。うそだと思うなら法務省の司法試験のHP見やがれ。
 それが、今回の新司法試験の遠因となっているわけでしょ。昔のように行政法とか労働法を選択科目で取っていたら、まだマイナー科目の専門家も育成できたが、司法試験の科目が憲、民、刑、訴訟法といったメジャー科目だけになり、「労働法のような特殊な法律まで、民法のような一般法で解決を図ろうとする」スキルの極端に劣る弁護士が増えたというのは現場の社労士さんに話を聞いたことがある。
 労働法も民法の特別法なんだけれど、その労働法もよくみたら基本となる労基や労組法の特別法が山のようにある、いわば樹海のような世界。労基法や労組法だけわかっていればいいという話ではない。

 前提すら、めちゃくちゃな上にさらにそのメチャクチャな前提をもとに論を進めるから何がいいたいのか一体わからない。あんたは一体何が言いたい?
 
 「弁護士も、司法書士も法律家なんですよ。それに比べて社労士は民法すらわからない。弁護士に反論できる人材もいない」
 はいはいそうですね。そんなにしょぼい社労士なら「おやめになったら?」 もういい加減にうんざりだが、反論すれば火に油を注ぐことになるので、放っておく。

 ただ、今なら反論できるので、一言言わせてもらえれば、
 そういった、弁護士とか司法書士とかのいわゆる「法律家」が、労働法とか年金法を知らないのが問題。特に年金法はヤバイ。
 社労士が法律家か否かとか、そんな話はどうでもいい。法律家だと思う人は思えば言いし否定したい人は否定すればいい。

 法人の事業所なら加入義務がある厚生年金なのに、その会社の経営者が加入しないで、その間に事故にあい障害状態になった。
 以前にも書いたし繰り返しになるけれど、何度も言います。こんな事例があった場合、
 当然厚生年金は「法律的に強制加入」なんだから、「障害年金の遡及加入の話」や「もし障害年金としての救済が受けられない場合には損害賠償の話」がでてきても当たり前だと思うんだけれども、実際にはそれすら話題にならないことが多い。
 弁護士も「年金法」に関しては完全に素人なんですよ。そんな現行の社会的状況は、国民全体の利益に全くなっていない。

 社労士に、訴訟業務をやれとは言わない。やりたいともあまり思わない。現行では、能力的にもできない。
 でも、弁護士とジョイントして、「社労士が法律的な問題を発見して、その中身を精査し、弁護士が法律的な交渉や裁判を起こす」ことはできるでしょう。
 一人前になるのに5年はかかる年金法の話なんて、弁護士は忙しくてできないでしょう。弁護士がまったく手をつけられない分野の法律も世の中にはゴマンとある。
 年金について弁護士の欠けている部分を補足できるのは、年金のできる社労士しかいない。
 
 そういう現状であれば、社労士としてのスキルを出し切ったら、世の中の役に立つと思いますがね? わしに絡んできたセンセイいかがですか? そんなに卑下ばかりしていたらダメですよ。
 酔っぱらって絡まれたので、言われた意図は未だにわかりませんが、ウェブ上で反論しておきます。


  

投稿者 okesan : 11:33

2005年12月14日

納付率UPはいいことだけれど

 社会保険庁の村瀬清司長官は13日夕の記者会見で、「国民年金に加入しなければ国民健康保険に入れない仕組みを作れないか検討している」と述べたそうです。
 本当に納付率UPに躍起になっているのが手に取るようにわかる。年金は要らないけれど健康保険は要るという人も結構いるわけですから、これはかなり実現したら効果的な「未納防止策」にはなるでしょう。もうなりふり構わず。

 さて、国民年金の徴収率、今は横ばいですが、実は徴収される保険料は減っている(ということですがソースはちょっと今わかりません)。
 どういうことか、といえば、免除、半額免除、学生納付特例、若年者納付特例 というように保険料を払わなくて済む(少なくて済む)制度を今は積極的に「使ってください」と宣伝しているから。今まで、未納滞納だったけれど、免除や納付特例に該当する人がその手続きをしてしまったら、納付率は形式的にはUPし改善する。(そういう人が未納じゃなくなるから)

 でもねえ、免除や納付特例を積極的に活用して、この数字ってことは、「実質的に未納率がちっとも改善されていないどころか悪化している」と捉えてもおかしくないんじゃないかなあ。
 社会保険庁的には、バンバン免除や納付特例を活用して数字だけの納付率がUPすればいいのかもしれませんが、年金財政的にはそういう見せ掛けの未納率の改善は、「保険料不足」という問題をあと送りにするだけ。払わない人が増えたら、当然「税金で面倒を見なければならなくなる」から消費税の税率UPがさらに現実的になる。

 保険料を増収することナシに納付率を改善する。何か数字のトリックを見せ付けられているようでどうもしっくりといきません。This is a 役人の世界 なのかなあ。

 

 明日、泊り込み年金教室で日報更新されません。では金曜日夜にまた。
 

投稿者 okesan : 01:32

2005年12月13日

やっぱり人間は嫉妬の動物だと思います

 時々、ネット販売で 150000円のパソコン、を1個ゼロを付け忘れて15000円 で販売 なんてミスをすることがある。
 そういう場合には、わっと人がサイトに押しかけ、あっという間に売り切れる。
 
 いやでもね、普通「15万円相当」のものが1.5万円で売れるわけないでしょう。と思うのが普通なんですが、そういう感覚ではお金はもうからない。こういう場合はすぐ注文をして何か言われたらグズグズと抵抗しないとだめらしい。

 こういう場合には裁判になっても「1.5万円で売れ という要求に応じてはいけないと思うんですが、会社の体面を考えて応じるバカな会社がでてくる。そうすると次に同じようなことがあった場合「前の○という会社は買い取りに応じたのにオタクは何もしないのか」という要求に、その○という会社がライバル会社だったりすると腰砕けで買い取りに応じたりする。

 似たような例でみずほ証券の1円での株式売却もありましたね。61万円の株式が1円なんだから、普通は「変」だと思うでしょう。
 ただ、証券市場は、いわば「プロ向きの場所でアマチュアがいない、いてもプロと同視される」という前提ですから、上のパソコンのネット販売とは話が少し違うかも。
 「1桁間違えたらその1桁間違いを前提として損も得もする」という覚悟のもとに全参加者がマーケットに参加している」でしょうから、この場合はその責任を間違えた側におわせてもいいのでしょう。

 それにしても、人間は利を前にするととたんに脳が働く(働きすぎて判断を誤る場合も多い)。
 目の前に儲かる話(15万円のパソコンが1.5万円で買えるとか、61万円の株が1円(ストップ安だから実際は57万円くらいで買ったのかな)で買えるということになるとみんな飛びつく、「あれー?」と首をかしげる間もなく、話に飛びつく。

 姉歯建築士の耐震データ偽造で、思った以上に「公的な資金を投入するのに反対な人が多かった」のはこういう所が少し見えていたからでしょうか。
 都内の駅から徒歩5分で100平米を超えるマンションが4500万円、でも一般的なその辺の相場は6000万円。
 
 人間には残念ながら嫉妬心というものがあります。上のように、パソコンの1.5万円や1円の株で儲けた人にはジェラシーを感じるのが普通。マンションだって他の物件より1500万円も安く物件が買えたなら、普通の値段で違う会社のマンションを買った人からは、「相場より安い物件に飛びついたんだから、手痛いことになっても自己責任でしょ」と思うのは理解できる。それなのに、「我々も払っている税金で手厚く保護するとは何事だ」と思われるのも無理はない。わしは、隣のマンションに住んでいるわけでもないから、そういう気持にはなりませんが、隣に住んでいたらそう思いたくもなるかもしれない。

 人間の心というのは本当に難しい。
 生活保護にしたって、他人の税金で楽しやがって と思う悪魔的な心が人間の片隅にあるのは無理ないところ。それは否定しません。特に、働けるのに働かず生活保護をせしめていることにはものすごい反発があります。
 「受給者は大変なんだから」という言葉で片付けられない。本当に困っている人が保護を受けるのには異論は少ないですが、そうじゃないのが最近目立つ。

 嫉妬心や悪魔的心、人間にはそういう心があるのを前提として、行政はやっていかないといけないと。何か最近はそういうものを「論ずべきものじゃないもの」として排除している風潮もありますが、わしも含めて嫉妬心のあるのが普通の人間じゃないかな。なかなか他人の美味しい話は「楽しくない」人間です。

 


 

投稿者 okesan : 10:35

2005年12月12日

引越し完全に終了

 先週、仕事場の鍵を、お礼の雲丹の瓶詰め(隠岐名産、にほんばし島根館で購入)とともに、大家さんに返送。 (なぜか郵送でOKですといわれた、ゴミも暫く置かせてもらえたし本当にいい大家さんでした)
 これで、10月から大騒ぎした一連の引越し作業は完全に終了しました。本当にお疲れ様でした TO 自分。

 めちゃくちゃ遅ればせながら、引越しが完了したので隣と下の階の人にビール券を持っていってご挨拶。社労士のオフィスなんてめったに人がくることはないから出入りもそう多くはなく、あまり気を遣うこともないですけれど、おふぃすOKの表札も出ているし、何かあった時の「隣人トラブルは避けたい」ですから、よろしくお願いしますと頭を下げる。何だか新人の頃にもどったフレッシュな気分。

 そうそう、引越しに際して、社労士会のドン(自称)Kさん(DXという予備校でおなじみ)の社労使関係の本もヒモでくるんでほぼ全部廃棄しました。
 
 開業時にKさんの開業塾に参加したんですけど、その時に、Kさん著または監修の本を大量に買わされました。
 最初は、講義で使うのかなあと疑いもなく、言われた本を購入したわし。でもその本は全く使われることはなく一度も読まれることはなく(あれは一体何だったのか)。

 講義で使わない本なら、参考図書でできたらこういう本購入したらどうですか? みたいなソフトな感じで営業するならいいけれど、お持ちでなかったら買ってください! みたいな割と強めな感じで言われた。

 確かに社労士会の中では成功した有名人なのかもしれませんが、かなりやり方はえげつない。開業予定、開業したての人って大抵経済的に大変なんですよ、みんな。そういう所に対する思いやりや暖かさはないみたい。必要な本なら借金しても買うけれど、必要ない本なら3冊100円でも買いたくない。こういう人にはついていけないです。今でも研修会の案内が来たりしますけど、どんなにすばらしい研修会でも絶対行かないと思う。
 部屋を掃除していて、Kさんの本を見ている間に段々昔の不快感がフラッシュバックして、むかついてきて、結局捨てる決断をしてしまった。本の内容が古くなったということも大きい理由のひとつなんですけどね。

 独立自営の士業の世界ってのは、人が良いだけではダメで少々毒があるほうが成功するみたいですけれど、わしはこういう風に同業者にまで平気で毒を撒くのはいやだなあ。
 年金でお世話になっているK先生(上のKさんとは違います)のモットー、「清く正しく美しく」 美しくはともかく、常日頃から身辺は清く正しくしていないと、クライアントの言いなりになって、一歩間違えると「姉歯建築士」の二の舞になりかねません。

投稿者 okesan : 11:08 | コメント (1)

2005年12月11日

塾講師の刺殺事件に思う

 京都で、アルバイト塾講師が生徒を刺殺。
 いや、痛ましい事件ですけれど、最初この事件を聞いたときは「逆か?」と思いましたがそうじゃなかったんですね。

 塾講師というのは、時給単価が高いので、大学生の間で人気のあるアルバイトです。
 また、塾側も、実は若い人の方を求めている部分がある。

 わしも、昔転職した頃数年間、塾講師をしたことがありますが、やっぱり「若い現役大学生講師にはかなわない。」特に女子中高生は、おっさん講師より、若いお兄さんのような講師をひいきにします。
 とはいえ、あまりに教え方が下手なのはいくらイケメンでも塾側および生徒側のほうから排除されますがね。教え方のレベルが少々劣るイケメンのほうが教え方の上手なおっさん講師より評価が高いのは、年頃の子供だからまあしょうがないけれどあまり気分のいいものではありませんでした。学校の場合は、「教える側の選択」というのができないですけれど、塾はそういう要望がバンバン入ってきますし。
 親の評価はまた別(というよりおっさん講師のほうが安全なので歓迎)なんでしょうが、塾側としても、商売ですから、「生徒に来てもらってナンボ」の世界。若い講師を取りたくなるのもある程度は頷けます。

 顔の話はともかく、本当に他人に勉強を教えるというのは、ものすごく大変な作業です。自分が内容を理解するのとは全然話が違います。いくら有名大学を出たからといって、教え方が上手かといえばさにあらず。それどころか勉強ができすぎると逆に「なんでこんな簡単なことで躓くんだろう」と逆に教え方が下手になったりする可能性だってあります。天才肌は教育には向いていないというのは何となくわかります。

 人間一朝一夕には教え方は上手くならないものです。教える才能もある程度関係しますが、それより努力することが必要。また、塾では教え方や教える内容が全てで、「顔やら年齢やら」は関係ない、ってことがわかるのは大学受験になる年齢(18歳ころ)からなんでしょうかね。
 
 年金のセミナーの講義など、同じテーマ、内容で行ったとしても、1回目より2回目のほうがはるかに1回目の不具合の修正が入るので内容が良くなる。3回目くらいになると1回目の内容が恥ずかしくなるくらいに変化することがある。表現を1つ変えるだけで、わからないといわれることがわかるようになり評判が上がったりするんです。評判が上がるのは大変嬉しいことですけれど、あまりに準備に気合を入れると、時間タップリかけすぎて、報酬がそれに見合わず「足を出てしまう(笑)」その辺のバランスもなかなか難しいですが。
 他人に勉強を教えるというのは、そういうセミナーを開催するのと同じく自分の教え方の不備について、常にフィードバックを心がけあっちを直してこっちを直して、って本当に根気の要る作業じゃないですかね。が、この犯人の大学生は、「生徒とそりが合わない」と塾の方から注意されていたそうで、それでかっとなったということは、そういう根気の要る作業ができなかったのかなあ。

 あと、子供はかなり辛らつかつ正直で、塾でも自分の学習態度は別にして、「あの先生は教えるのが下手だからわけわからん」などということを平気で言います。そういうのにめげてたら子供に物を教えられなくなる。見返すのは自分の能力を向上させて黙らせるしか他に方法はない。犯人の大学生は元々教育に向いていなかったのかもしれません。

 

投稿者 okesan : 18:26 | コメント (2)

2005年12月10日

10時と3時のおやつ

 今はどうだか知りませんが、昔は家を建てるときに、大工さんや左官さんがくると必ずその家の奥さんは、10時、3時のお茶とおやつを用意していました。
 もちろん、感謝の気持があるから というのが主な理由ですけれど、それ以上に「気分を悪くして手抜きした家を建ててもらったらたまらない」ということが大きな理由でした。
 大工さんのほうも、昔からの職人気質で、ちゃんと遇してもらえれば手抜きをせず家を建てた。(もちろんそうじゃない人もいたでしょうが)

 今思うと、大工さんは「家を建てる事に関しては全権を持った、フリーハンドな人」だったんですね。どんな家を建てるかは「設計者の仕事」ですけれど、それが決定してから先は本人の腕の見せ所、それがわかっているからお茶を用意した。
 いい家を作って感謝されるのは職人冥利に尽きる気持だったんでしょう。

 ところが、姉歯事件を見ると、そういう職人のプライドを、総研の内河社長は全く考慮していなかったようです。内河社長に限らず、最近は全体的にそういう傾向なのかもしれませんが。
 設計士でもない、建築業者でもない人(内河氏)が指示したやり方で、設計をし、施行をし、ビルを建てた。文句は一切言わせない。
 そうなると、ビル建設に出入りする各種の職人さんは、単なる歯車に過ぎなくなる。プライドも何もなく、ただ言われたとおりのことをするだけ。職人気質を出しても、そういうお偉いさんから怒られ、仕事を外されるだけ。
 これじゃいい家やビルは建たないですよね。お茶だしてもその効果がないと職人さんにお茶なんか出さなくなる。依頼主の顔を見ると見ないのとではやりがいも違うでしょう。

 包丁一本の料理人だって、素人にレシピどおりに料理を作れ、しかも食材は全部うちが一括して安く仕入れて用意するという風に言われたらそれはやる気がなくなります。

 昔の、10時3時のお茶は、子供心には、「大工さんって偉いというか威張っているというか」とあまり良いイメージを受けませんでした。でも、職人気質をくすぐり、いい家を建てるためには、依頼者側に必要な無駄だったのかなあなんて今は少し思えるようになって来ました。昔はあらゆるところに社会の潤滑油がおいてあったのかもしれません。

 1人の天才がいるとその会社はものすごく伸びる。でもある程度伸び切ると次の会社の伸びしろは、一般従業員がどれだけプライドを持って仕事ができるか にかかってくると思います。テレビの映像を見る限り、木村建設も、ヒューザーも、総研も超ワンマン体質で、一般社員(たぶんイエスマンでないと生き残れなかったでしょう)は楽しく仕事をしていなかったんじゃないかなあ。
 人事労務管理という会社耐震性(会社が逆境に耐えられるか)という点では、今回いろいろと槍玉に挙がった会社は、基準未達の会社みたいですね。
 

投稿者 okesan : 09:07

2005年12月 9日

微妙な問題ですが

 天皇制の論議がいろいろと言われています。わしは正直何がいいのか良くわからない。 でも、一言だけ言わせて貰うと、

 「天皇家の人々は人間である。」 ということは忘れないで欲しい。

 天皇家2000年の歴史に比べて、ここ数年で急に論議をするのは余りにも急ぎすぎるという意見があります。でも天皇家は2000年でも、天皇個人の寿命は100年もないんですよね。

 皇太子は、生まれたときから皇太子になる準備をしている。この前結婚された黒田清子さんは、生まれてからずっと「皇籍を離れる準備教育」を皇后様がしておられたとのこと。

 そんな、簡単にはいかないんじゃないかなあ。

 愛子様、眞子様、佳子様、天皇になる確率がゼロなのと、ゼロじゃないのは今後の生活やその準備という点において天文学的に話が違うと思いますよ。しかもその準備は、2年、3年で簡単にできるものじゃないでしょう。

 第二次大戦の頃は、陸軍の若手将校が我が物顔に日本を動かした。何かあれば看板に天皇と言う名前を使うが実質的に仕切っていたのは彼ら。つまり天皇を利用し自分たちの思うことをしていたのです。

 酷い場合は、天皇の研究にまで口をつけていた。昭和天皇はヒドロゾアという生物の研究をされていたのですけれど、「天皇たるものああいう下等生物を研究されるのはけしからん」とクレームをつけていたとか。

 今の天皇制の論議を聞いているとそういうことがフラッシュバックしてしまう。つまり各人が「自分の理想とする日本および天皇制」を語り、天皇家個人のことはあまり考えていない。天皇家各人のことは考えなくても良いことなのでしょうか?

 天皇家個人のことより「制度としての天皇制」を考えるのは大切なことかもしれませんが、議論が急すぎるという風な批判に応えてまた何年もほったらかしにして、愛子様が高校生になられてから突然「貴方は天皇になる方です」と言われたら本人が困らないかな?そういう意味ではものすごく緊急性のあることだと思うんですが。議論を尽くすなら集中的に議論を尽くして、すぐに今後のあり方を決めて欲しい。

 我々の仕事でも、お役所や会社の不手際があったら、腹がたって、依頼者を置き去りにして、そういう所と言い争うこともあります。でも、依頼者が「そんなに怒ってない」ならそれを事実として受け止めて淡々と仕事をこなさないといけない。 代理人というのは本人じゃないのです。でもそういう感情を殺すことは、本当に難しいと思います。

 自分の意見を言うのはいいのですが、自分の意見を押し付けるようになると良くないな。 天皇制の議論を聞きつつ自分を戒めてます。

 

投稿者 okesan : 10:52 | トラックバック

2005年12月 8日

どうも加藤紘一さんの言っていることはよくわからないが

 今日の年金教室で、加藤紘一の年金知識の話が出ました。

 最近やたらと共済年金の悪口を言っているらしい。国庫負担が云々と。

 確か以前も書いたはずですけれど、共済年金(現在の公務員年金)ができる前は、恩給期間という期間があった。恩給はその時のごとく、公務員が、国(地方)から「長年公務に従事してお疲れさん、老後はこれでやってくれ」と下賜されるような類のものです。

 だから、保険料なんて徴収していない。

 当然ながらその原資は全部税金となるわけです。確かに納得はいかないのかもしれませんが、それはその時代背景というものがあるわけで、昭和20-30年代のように、戦前の天皇の官吏 という意識がまだ色濃く残っていた頃の人は、恩給が当たり前であり、また周囲の民間人もこれを別段不公平なことと思わなかったのです。

 1円も出さないで、年金がもらえるという制度は確かに、今となってみれば「不公平の塊」のようなものですけれど、あまりにもそういう時代背景を無視して、「共済は恵まれている」というのはいかがなものか。

 そういう恩給原資を運用しているから、共済は豊かになっているということを聞いたことがありますが、そういう観点から批判しているのであれば、理解もしますが、彼の真意はよくわかりません。そもそも加藤紘一議員の年金の知識レベルがわからないし。

☆☆☆

 軍人恩給というのは軍隊期間が12年あった場合に支給されるそうですけれど、それ以下の期間だと年金に結びつかなかったそうです。

 ところが、軍隊を終えて公務員になった場合、例えば3年軍隊期間があってその後30年間公務員をすると、共済年金は33年として計算される。ところがその後30年間が民間だとその3年を厚生年金とあわせるかといえばそうではない。

 同じ戦場の鉄砲の弾の下を潜り抜けてきた3年間が方や年金に結びつき、方や年金に結びつかないという不公平は何事だ?と先生がだいぶ批判されていました。確かに軍隊にいた期間というのは、公務員の期間ではあるのですけれど、自ら志願したわけでもない人が沢山いたのですから(要するに徴兵)、今思えば、そういう不公平を当然のこととして年金制度を作ってしまったことに驚きを感じます。

 そういう残滓があるので、公務員の年金には有利な取扱がついて周り、それが既得権益になってなかなか一元化できない。

 そういう歴史的不公正な部分の批判を加藤さんにしていただければいいんだけど、恩給財源の問題はあまり噛み付くと、国庫を財源にしているそれなりの理由があるわけで個人的にはちょっとヤバイんじゃないかな なんて思ったりしています。

 

投稿者 okesan : 23:00

2005年12月 7日

郵便局さん営業を強化するのは良いんですが

 ご近所のコンビニ(サンクス)で、荷物を送る。
 コンビニのオバサンがいきなり、「すいません、最近ヤマトから郵パックになったんです。」
 
 今回の耐震設計偽造について、宮城の方がこういう話をしておられました、
 行政が耐震設計の診断をやると、コストを無視した診断をするので、べらぼうに金がかかる。一方民間はコスト意識があるので行政より安く請け負おうとして手抜きになる。行政と民間が同じことをやると必ずどこか弊害がでるんですよ。
 今回は官のほうにも手抜きがカナリあるみたいですけれど、そんなもんらしいです。

 確かに、行政をはじめ公的な機関(元でもいい)が建物の建設(建築確認じゃないんだな)を手がけると、「安心はできるけれど、ものすごい高コストになる」らしい。彼らは当然ながらコスト意識が薄い。
 いい例が、住宅都市整備公団(今は独立行政法人都市再生機構)の作った物件。
 建設業に詳しい人の話だと、あそこの作った物件は、中間、完成検査が厳しいので一切手抜きがないそうです。耐震性も設計どおりでバッチリなんでしょう。
 でも、住宅都市整備公団(UR)の作った物件、行った人はご存知か思いますが、ゴーストタウンなんですよね。人がまばらにしか住んでいない。(物件により差があるでしょうが江戸川区のわしの知っている物件はそうだったし一般的にそういわれています)。
 不動産屋さんに「URの物件、ガラガラですよね」と話したら、
 「家賃がべらぼうに高いですもん」 だそうです。

 手抜きをしなかった物件だから家賃が高いわけではないでしょうが、「商売としての損得を無視したらこんなことになる」という典型例かもしれません。
 今回は民間の検査が叩かれているけれど、公がいいものとは限らない。
 
 だいぶ脱線しましたが、あらゆる市場開放で、公と私が今は競うことが多くなりました。
 上の、建築確認もそうでしょうが、一番上の郵便局とヤマト運輸の関係もそう。

 郵便局の営業姿勢は買いますが、ゆうパックって、配達すると「配達しました」ってハガキがくるんですね。確かに安心できるサービスです。
 でも、あれお金払ってないでしょう。確か

 そうすると、もし民間の宅配業者が同じサービスをするならハガキ50円を払わないといけないから、「対等な競争」とはとても思えない。いわば、郵便を独占しているという優越的地位にあるが故にできるサービスじゃないかな。

 郵政の民営化は決定しましたが、民営化で郵便局がいいとこ取りばかりしていたら、絶対に公平な競争にならない ひいては国民の利益になりませんよね。
 
☆☆☆

 郵政民営化とは関係ないですけれど、共済年金の職域加算が廃止の方向。
 年金が民間と同じになると、「公務員のメリットが減ります」よね。公務員にこだわり続けた郵便局の職員もあきらめがつくかもしれません。

投稿者 okesan : 16:42 | コメント (2)

2005年12月 6日

離婚時年金分割ブログさぼってましたが

 ここ2ヶ月離婚時年金分割のブログをサボっていました。
 目一杯自己弁護ですけど、10月第4週台湾、11月第1週第一次引越し、第2週引越しの後片付けとCFP試験の勉強、第3週CFP試験、第4週第二次引越し、12月第1週親が来た。
 仕事以外でドタバタでした。

 業務日報のように、思いつきで、雑談風に年金のことを書くのはすごく楽ですけれど、離婚時年金分割は興味のある人が多く、しかもこれからの大きな事務のひとつになるかもしれないことですから、いい加減なことは書けません。予習というか事前準備が必ず必要になります。
 
 なので、30分ほどで簡単にサラサラと書き上げるということはできず、どうしても最低でも2,3時間の時間を取ってしまう=結局更新ができない という風な悪循環に陥ってしまっていたのです。

 その離婚時年金分割ですけれど、考えれば考えるほど話が難しくなってしまう。
 明治大正生まれの人でも、当たり前ですが、離婚はできないわけではない。
 大正生まれの人が離婚したら、年金は旧厚生年金の分割になりますから、どうしても旧法の知識なしで話はできない。そもそも旧法の場合はどうなるのか?
 定額部分をおいて報酬部分だけの分割と考えていいのか。
 つらつらと考えていくと、「年金全体を完全にマスターしないと」とても怖くて、離婚時年金分割なんかに首を突っ込むことはできない。と思ってしまいます。

 年金の分割自体は簡単ですが、その意味するところを理解するのは普通の弁護士では到底無理。社労士も合格したてやら労務管理ばかりやっている社労士では、「とても荷が重い」のでできないかもしれません。

 それ以上のことは別ブログで詳しく書くとして、思った以上に厄介なことになりそうです。

 ブログを書いている間は、時間に追われているのですけれど、書かなくなると「時間を掛けていろいろ考えますから、追われて書いている時間よりじっくりと考え方が煮詰まる部分もでてきます。ブログを書いているときは思いもつかなかったけれど、「まてよ旧法の年金の方が離婚されたらどうなるんだ?」というのは、ブログを書かなかったが故にハタと思いついたのです。

 レジャーで、南の島に出かけで寝そべって、のんびりする。
 海外旅行は、普段の忙しい仕事を忘れてリフレッシュするために行くのが普通ですが、仕事が忘れられない人も、仕事を別角度から考えることもとても有用かなと最近思ったりしました。普段のリズムとは全く別な上京に身を置いているのですから、普段の視点からは全く別の視点から物事を見る事により新しい発見があるかもしれない。

 なかなか理解できない事柄が、一旦考えるのをやめて一夜明けたらなーんだって氷解することがあるのと同じです。
 旅行は、そういう「はっと思うこと」がなくても美しい自然で癒されますからね。

 酒や味噌を作るのには熟成期間が必要ですが、仕事にも熟成期間が必要なものがいろいろあるかもしれません。
 

投稿者 okesan : 11:18

2005年12月 5日

通学路は先生が守る?

 広島での小学生の殺人事件に続いて、栃木や茨城でも類似の事件が。
 何か師走の世の中が殺伐とした空気になっています。

 被害にあった小学生や親御さんにはお悔やみの言葉を申し上げるわけですけれど、気になったのは、テレビのインタビューの中の話。

 「子供の安全のために、学校の先生は、通学路の要所要所にたって見守って欲しい」

 こういうことをいう親がいました。
 子供の安全は、親の責任じゃないのかな?
 
 もちろん、行政も学校もある程度は責任を持つのは当然だけれど、あくまで主体は「親」であるのは明白。
 学校の先生、通学路にこれからずっと(事件が未解決の間は止むを得ないとして)立ってもらうの?

 心配はわかるんだけれど、何か筋違いな。

 年金なんか信頼できない という毎度我々が聞く言葉も、「センセイが生徒の通学を守れ」という言葉も、結局「日本全国、何かあると国(行政)頼み」という図式が、何か増えている一例のような気がしてます。

 年金なんか信頼できないというのは、信頼しないで自分でちゃんと老後資金を貯められる人ならば、それだからといって年金保険料を払わないのは絶対いけませんが、まだ許せる。 でも「年金なんか信頼できない」と年金保険料を未納にしておいて、老後に「年金の強制徴収をしないがために我々は無年金になった。何とかしろ。」と文句をいい、結局そんな暴論のような主張が通ったりする世の中になったりすると(何かこういうような無責任な国への追求が最近多い気がします)、まるで自分は何もせず、すべてが他力で動いていることに何らの疑問を抱かない人が増えることを意味しないでしょうか。

 繰り返しますが、亡くなられた子供さんおよびその親御さんのことを批判する気持は全くありません。がその周囲の人たちで、「自分の子供」なのに、その安全を「他人任せ」にする親が増えているように報道されていることには、国の成り立ち という基本的な部分での危惧を感じます。

投稿者 okesan : 19:51 | コメント (2)

2005年12月 3日

土曜日雑談3題

 午後は北浦和へ成年後見の勉強へ。
 遺産相続の話で、最近相続関係の勉強をしていたわしは大変良く内容がわかりました。
 嫌なことでも少しずつ勉強は続けたほうがいいですよね。前は全然相続なんてわからなかったんだけど、少しはわかるようになってきました。

☆☆☆

 Jリーグの優勝は最後の最後にガンバ大阪で決まったようですけれど、11月30日までに解雇を通告された選手も沢山いるそうです。引退試合をしてもらえて、その後にもチームに残ったり、サッカー解説者としてテレビ局と契約できるような超大物はいいですけれど、試合にもロクに出られずにひっそりと去っていく人間は多い。
 すぐに再就職という問題と直面しますよね。

 今年に入って労働市場は人手不足の様相になったそうで、数年前とは違って、体力的にも精神的にもかなり強いものをもっているJリーガーなら、好みを細かくしなければ何とか仕事はありそうですね。

 就職をしないで自分探しをする云々といって、口での説明は上手いものの、オヤジ世代からみたら甘えているばかりの人たち(といっても、怒ったりしたら逆効果でいけないそうですけれど)とは全く異なり「何かとても芯は強そう」な気がします。

 しかし心の問題で、「気持を入れ替える作業」は大変困難な仕事なんだろうなあ。

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 ひょんなことから、某先生と、年金にかかるパソコンの利用方法のセミナー云々の構想の話をお聞きしました。

 皆さん、あまりわかっていないけれど、年金がわからない人が年金のソフトを使えるかというと、全くダメです。
 実は、電卓で年金額が計算できる人が、電卓を使わずより早く年金額を計算するときに使うのが年金ソフトであるべきなのです。
 年金ソフトに100%頼ると、「出された年金額が正しいか否か」という常識感(なんぼなんでもこの年数でこの金額は多すぎるだろうなどというような)が働かず、一歩間違えると最近話題の姉歯設計士のようなことが十分起こり得るのです。
 
 知識のない人が年金額の計算ソフトなどを間違って使い、その数字を各所で利用したりするとウソが増幅します。特にパソコンに並々ならぬ信頼を置いている人の場合はそうなります。

 そう思うと、本当に年金の機械化は怖いです。

投稿者 okesan : 23:04

2005年12月 2日

パソコンがちょっと変な音を

 引越しで散らかりまくっている資料を整理していますが、遅々として進みません。
 このままじゃ、貴重な資料もゴミになってしまう。気はあせるけれど膨大な資料の前になす術がなく、ただひたすらに時間を掛けて整理するしかなさそうです。

 それと、昨日からFDのデータの吸い上げ(CDーRへ)やら、HDDにある古い資料の吸い上げ(CD-Rへ)も始めました。

 FDDのデータは、もうFDDドライブが標準装備でなくなっている昨今、今のパソコンが壊れたら、全く見れなくなってしまいますから。
 
 パソコンがガガガっというような異常音を時々発したりして、いつクラッシュしてもおかしくない状態。しかもひかり電話のセッティングに来たNTTの人から引導を渡されてる(買い換えたら?と)パソコンなので、常にバックアップを取り続ける等、用心が必要になっています。
 クラッシュしなくても、仕事に使うものですから、当たり前ですけれどバックアップは取るべきですしね。
 
 仕事の資料は、文章が中心なので量的にはそう多くなくUSBメモリでテンポラリー(一時的)にデータを取っておいて(月1回くらいマイドキュメントを全部コピーして)、年に1,2回CD-Rに移し替えて保存するというのが今のところ一番よさげです。
 
 そろそろ、新しいパソコンも検討しないといけないけれど、画像や映像の編集や収集をする人でない限り、ビジネス用途のパソコンはそんなにHDDの容量が必要ないのかなと思ったりもしてます。大きいに越したことはないんだけど。

☆☆☆

 新潟産コシヒカリは、生産量より販売量のほうがはるかに多い(笑)米だそうですけれど、コメの遺伝子に科学的な“名札”を付け、産地やブランドが1粒ずつ識別できる方法を、東北大大学院農学研究科の西尾剛教授と独立行政法人農業生物資源研究所放射線育種場のグループが11日までに開発したそうです。

 これでうまく行けば産地を混ぜて市販されているブレンド米の表示割合が正しいかどうかや、偽ブランド米を1粒単位で見分けることができるとのことで、やっと他県産の新潟コシヒカリが淘汰されることになるでしょうか。

 例の耐震データ偽造事件は下火になるどころか、業界全体で、「やばいだろう」というレベルにまで話が広がっていますが、本当に「構造設計が図面どおりにできているのか」という検査方法は確立できないのでしょうか?

 安く、かつ、正確にビルや家屋を診断できるようになれば、こういうずさんな問題は起こらないはずですよねえ。あるいは、オタクのビルはヤバイですよという風な指摘が簡単にできるようになれば、法律的な問題を別にして地震が来るまでに補強工事もできるし。

 文系人間としては、人間の体内でさえ、CTやMRIでまるわかりになるのに何で建物は無理なのかというのがわかりません。可能なんだけど、コストが高いのかな? でも一生の買い物だし、そういうのに金を惜しんではダメだよなあ。

 

 

投稿者 okesan : 22:07

2005年12月 1日

思い切って子供は1割でいいんでないか?

 医療制度改革の動きが加速しています。
 年金、介護、医療の順に改革(といっても、良くなることはありえないが)をするというのが政府、官庁の考え方でした。
 で、紆余曲折がありながらも、年金、介護保険は改革が一応終り、残すは最後の本丸医療保険。

 何回も何回も言ってますが、年金はちゃんとケアしてたら潰れない。 だって何歳の人が何人いるかってのはわかっているから、よほどザルな将来予測をしない限り(しそうな心配もあるが)、事前準備をきちんとしておけば問題ない。
 一方、健康保険は全く予想がつかないから厄介。潰れそうになったらどんどん支給(医療給付)を下げれば良いから潰れないという意見もあるけれど、北朝鮮みたいになったら(医療も薬もタダ=実際は医療機関もロクにないし薬もロクにないから特権階級をのぞいて何もしない。ゆえにあれだけ経済が破綻しているのにタダにできる)、誰のための医療制度かわからなくなる。

 でもって、最大のポイントは、現在医師会ともめている診療報酬の引き下げ(要するに医者が今と同じ診療治療をしたら稼ぎが減るわけですね)、それとお年寄りと子供の医療費の問題。

 2008年度からの高齢者患者負担は原則、〈1〉65~69歳は現行の3割に据え置く〈2〉70~74歳は現行1割を2割に引き上げる〈3〉75歳以上は現行通り1割負担と政府与党は案を決定したそうですけれど、65~74歳を2割とする厚生労働省案を、小泉首相の指示で修正したものということで、この辺でも小泉首相の影響力が発揮されていますね。
 大体、厚生労働省が案を作ったときには、その案じゃ国民は受け入れない。ってどこかをいじって「若干甘くする」のが普通ですけど、65-69歳については、厚生労働省案より厳しくなってますからね。

 さて、子供については、少子高齢化の防止の観点から逆に「負担減」が検討されています。 
 新聞によると、一般より低い2割負担が適用されている乳幼児については、2008年度から、対象を現行の3歳未満から、おおむね6歳以下の未就学児に拡大するとのこと。
 まだまだ案なんですけど、小学校に入るまでの子供って結構病気をするし、これはいいのじゃないかな。いっそのこと1割負担でもいいと思う。

 究極的には、少子化抑制の観点からタダでもいいと思うけれど、無駄を省くためには、少しでもお金を取ったほうがいいでしょうね。
 昔、老人医療費がタダのときは、病気でもないのに病院の待合室にお年寄りが溢れかえりました。やっぱこれじゃまずい。
 老人と違って、子供は医療費タダだからと病気でもないのに病院に行くってものでもないし(普通はお母さんが子供を病院に連れて行くのは大変)、無駄診療はお年寄りと違ってそうはおこらないでしょうが、それでも世の中のお母さんの中には、子供の調子が悪いからと何件も医者をはしごさせる人も出てくるかもしれませんし、タダはちょっとまずいかな(そういうバカ親がいなきゃタダでOKと思うけれど)。

 昨今の政治情勢から、医療改革はこの方針で行きそうですけれど、年金(支給繰下げ)も介護も医療も考えると、今後は60代は大変な年代になりそうですね。


投稿者 okesan : 10:31