おふぃすOK お仕事、年金、老後の暮らし、働くトラブル

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2006年8月29日

社労士試験の問題やっぱりよくないですよ

 社会保険労務士試験、先般の日曜日に行われましたが、相変わらず酷いみたいですね。

 いや、問題が酷いんですね、実務と全く関係ない問題がバシバシ出てる。しかも、めったやたら難しい(というか勉強では届かない部分がでてたりする)。

 難しい問題をだすのもいいんです。簡単な問題でもいい。
 でも、実務に直結しない問題を何で出すのが不思議でしょうがない?、法律からまんべんなく出したいというのが出題者の意図かもしれないけど、しょっちゅうお目にかかる条文とこんなの読んだことがないというようなめったに見ない条文と、明らかに日常仕事をしていて「頻度の差はある」んです。でも実務家が問題を作らない限り、強弱はわからないからつけられないんだろうな。

 以前も、厚生年金基金だか国民年金基金だかの設立の問題がでてましたけど、社労士の中で基金の設立をすることがある人間なんて、皆無でしょう。こんなもんだしていいのかな。

 試験が、受験生に差をつけるためだけの試験問題になってはいないかな。これじゃ資格の質が問われてもしょうがない。(合格者の知識が基本的に使えないことになるから)。

 実務で、絶対に押さえておいて欲しい問題とかたくさんある。たとえば、年金の繰上げ支給をした場合の不利となる点を挙げよとか。こちらなんか、もう何百回聞かれたかわからない。でも試験にはあまりでない(みたい)。

 今年の試験問題がHPに載っているので見せてもらいましたが、一般常識(社一という)なんか悪問以外の何物でもないですよね。これじゃ可哀想だわ。

 労働保険の問題はまず解けないような頭になっているので、社会保険の問題(健康保険、厚生年金、国民年金)をざっと解いてみる。

 実務をやっているとあまりにも常識以前の知識である肢と、さっぱりわからない脚が並立してる。毎年試験問題は見てみるけど、年々解けなくなってるなあ。

 毎年自分の知識レベルは上がっているのだが、試験問題が解けなくなっているってのはどういうことだろうか?

 考えられるのは2つ。わしの知識の習得以上の速度で問題が難化している。あるいは、明らかに実務とかけ離れている問題が多いので、実務に力を入れれば入れるほど、試験問題が解けなくなる。

 一体どっちだろう。

投稿者 okesan : 23:35

2006年8月27日

社労士試験お疲れ様でした

 今日は社労士試験だったそうです。
 受験されたみなさん大変お疲れ様でした。社会保障研究会のO君は今日は明治大学の主任監督官だったそうで、結構あれは受けるほうも緊張するけど、監督官も緊張するんですよねえ。

 わしは試験監督には漏れたので午前中は都内某所で、平成16年年金法改正の話を聞いていました。

 思うに、本当に資格試験というのは「合格しても」、「使えるまでになる」というその後の修練が大変ですよね。

 だれも持っている運転免許ですら、合格してすぐ公道は走れますが、雨の日の対応、雪の日の対応、その他普通に事故を起こさず流れに乗るように道に慣れるまではある程度の手間隙がかかりますからね。

 しかも、資格試験の場合はそれを飯の種にする、いわば免許で言えば2種免許なわけですから、一人前になるまでのハードルは高い。
 バスの運転手さんなんか、よくもまあこんなに狭い道をというところを平気で通ったりしますが、車体全体の大きさを頭にイメージで入れて、ちゃんと見切っているはずなんですね。そういった体感ができるまでやっぱり運転でも、日々修行となります。

 「仮わかり」。という言葉、本当にあるのかわからないけど。自分は使います。
 社労士試験があって、その試験問題は解ける知識や理解はある。でも、本質論が理解されていないから、ぱっと形をかえて実務の世界に放り出されたときに、全く使えない。いわばそんな知識のことです。

 厚生年金は、平均標準報酬(月)額から計算しますなんてのは、どの社労士の受験テキストにもかいてあるから、受験生はそういうもんだと思っている。法律にそう書いてあるし、間違いじゃない。

 でも、昨日の離婚時年金分割でK先生が講義されたように、年金は本当は「働いていた時代の全報酬額(※)で計算される」と理解するほうが、より年金がわかるようになるんですね。それが便宜的に平均という数字に置き換わっているだけ。その辺が理解できないと、来年からの「離婚時年金分割」が理解できない。結局使えない知識になって、お客さんの前で恥をかくのです。
 
 試験は試験ですから、表面上の知識をきちんと入れておく(それも重要)、でも合格後の本質を追及する勉強ってもっと楽しいですから、ぜひその世界に早く入ってみましょうね。
 祈、合格。

 ※ 年金額 = 平均標準報酬(月)額 × 加入月数 × 乗率
   ここで
   平均標準報酬(月)額 × 加入月数 = 報酬総額 ですから、年金の計算には「報酬の総額」を使っているのです。

投稿者 okesan : 18:39

2006年8月25日

小沢さん現実主義者じゃなかったのかな

 民主党の小沢代表が代表選で示す基本政策案ですけど、

 雇用政策では、終身雇用制を維持し、定年を65歳に延長する。農政では、「食料自給率100%」を目標に、各農家に対する所得補償制度を創設する。

 所得税・住民税を「現行の半分に引き下げる」との目標を掲げたのは、「国民の消費支出の増大、日本経済の持続的な安定成長を図る」のが狙いだ。所得税は税率を現行の「10、20、30、37%」の4段階から「5、10、20%」の3段階に簡素化して引き下げ、名前を「収入税」に改める。ただ、減税の財源には言及していない。

 また、所得税の諸控除を廃止する代わりに、「子ども手当」の創設を盛り込んだ。第1子に月額2万円、第2子に同4万円、第3子に同6万円を支給するとし、少子化対策に配慮した。
 所得税の控除を廃止にするとはいえ、住民税と所得税をこんなに下げて財源は大丈夫なのかな?という疑問。そして、お金持ち優遇「乱暴に言えば、10億稼いでいる人は、今の3700万円、の税金が2000万円になる」という案で大丈夫かいなという疑問。いろいろと疑問がでてきます。

 いや、民主党ってのは、割と「高負担高福祉」的考え方が主流の人が多いのかと思ってたら党首は違うんですね。てか、低負担高福祉に見えるな、小沢さんの施策(これは無理ですよねえ)。

 子供手当ても、手当てがあるから子供産むかなあ。ないよりはいいけど、小さい子供を持つお母さんの育児の手間を軽くしてあげるほうが先だと思うけど。

 政策全体の話は触れませんが、年金、医療などの社会保障に関して言えば、小沢案を採用するなら、消費税率が7とか8%で収まらず、15とか20%くらいにしなきゃいけないんじゃないかな。一般財源から医療費や年金に持っていく金額が減税の影響でとてもじゃないけど足りないですからね。

 もうちょっと現実的かとおもってたけど、どうも小沢さん何か理想論に終始しているような気がしないでもない。

投稿者 okesan : 08:42

2006年8月22日

松戸まで足を運ぶ

 なぜかお金に全く結びつかないのにキツキツにタイトな1週間。
 いやーどうしようかなと思ってたら、更に追い討ち、「法務局から登記補正に来い」というご連絡。。(なんで今登記かということはおいおいわかると思います、今はこの件はスルーしてね)
 これで行き帰りその他で
2時間ロス。さらに予定は遅れ続ける。なんでこんなときにこんな電話がかかってくるんじゃ。
 
 夏は夜更かしができない(不思議と体力を使っているのか、1時頃には眠くなる、皆さんもそうでしょうか?)いやーどうしようかなと思ってたら、突然電話がなる。

 明日訪問予定のところから、「明日キツキツなんで予定を延ばしてもらえませんが?」うひょー、思わずはいっと2つ返事。これで資料作りが1週間延びて楽になる。こちらが「ちょっと間に合いませんので」という電話するのとは、「印象が全然違います」からね。なんだかありがとうございますって気持ちになってしまった。

 本当に仕事の繁閑というのは上手くいかないもので、極端に波がある。
 波が高いときは妙に忙しく、波が低いときはやたらとヒマ。人気ある社労士、FPはヒマがときがないのかもしれないけど、わしは確実にあります。

 メールで、某社のHさんからHPに「文章掲載しませんか?」とお誘いがありました。
 いや、嬉しいですよ。書いたものを他人に読んでもらい、評価をしてもらうのは厳しいけど、自分のためになりますしね。てことで喜んでお受けしたいです。もし連載が始まったら早速URLここに貼りますから是非読んで下さいね。

 得意分野の年金に関しては、本当に「わかりにくい記事や情報」が巷に氾濫しているという状況に内心なんとかならないかなと思うことも多いです。そういう気持ちからは実はタダでも書かせてくださいといいたくなるほどなんですよ。

 今日は松戸に出かけて、帰りに北千住経由で帰宅、松戸の社会保険事務所にはじめてお伺いして、とある申請の用紙をいただきましたが、「東京で貰った用紙」とは微妙に用紙の裏とかデザインが異なっている(書く中身は同じ)、うーん東京と千葉では養子が違うってことはどういうことだろう。

 いやだからですね、インターネットで用紙を取得できる時代ですから、各都道府県用紙は統一して印刷したほうがコスト的にやすくできるんでないのかなあ? 埼玉は埼玉、千葉は千葉の印刷業者を使うって不文律でもあるのかな。そういう既得権益ができていたら、大変ですからね、それを崩すのは。

投稿者 okesan : 23:32

2006年8月21日

親切と適切はちょっとずれる

 土曜日にいろいろ知り合いと雑談していて、役所の対応が話題になる。

 そういえば先週、法務局に出向いたとき、相談コーナーのおじさんが、妙に尊大な人で、相談に来た人に「あんた・・・」という言い方をしてて、凄く気になった。無料相談なんだけど、口の聞き方ってのがあるだろうに。法務局の定年退職後の人で、嘱託で座っている人なのかどうなのか、とにかく「若い人の勉強不足の敬語の不完全な使用」と違って、一般人を見下している(本人はそう思ってないのだろうけど下に見ているというお役人の伝統)のが無意識に見えて気になります。
 
 社会保険事務所もちょっと前までは結構そういう人がいたのですが、最近はそういう部分はかなり丁寧になってきて、「相談者を馬鹿にしたような」態度は減ってきてる。それは多くの人が感じるところみたいです。
 でも、言葉使いは丁寧になってきたけど、年金の中身は相変わらずわかりにくいことこの上ないものですから、「難しい用語を簡単に解きほぐす」というところの努力はまだまだ足りない気がします。

 言葉遣いは丁寧になったけど、相談者の利益になってない相談をしてたら意味がないですからね。

 で、社会保険事務所の人も「人の子」です。
 ややこしい障害年金に関しては、どうしても避けようとする。いや気持ちはわからんでもないですけど、それは相談者の利益にならないですよね。

 まあ我々も障害年金に関しては、どうしても避ける傾向がある(難しいので)けれど、ぜひ障害年金専門の相談コーナーを作ってもらえないものでしょうかね?。普通の社会保険事務所じゃダメですけど(規模的に)、都道府県庁所在地の最も大きい社会保険事務所であれば、その程度のマンパワーは割けそうな気もするんですが。社労士でもわしを含めて詳しくない人が多いし、担当者の側も詳しくない人が多い。知らない人同士で話をしてもしょうがないですからね。

 タイトルのように親切と適切な相談ってのはすこしずれます。親切だからといって本当に適切かどうかはわからない。

 ということで、今日もちょっと障害年金にかかわってきます。でも月曜日の社会保険事務所、混んでいるんですね、暑いし行くのが大変だ。

投稿者 okesan : 07:30

2006年8月18日

国保だより、来ました。

 お隣の韓国の合計特殊出生率が1.1というまた日本よりも低い数字がでたそうで(台湾も似たような数字)今日のニュースで報じられてました。いはやは東アジアの少子化はとどまるところを知りません。あの山のように人がいると思われている中国ですら合計特殊出生率が1.8でアメリカ、フランスより下です(上海など発展している地域では日本と同じくらいの出生率)。

 区から国保便りが到着。
 医療制度改革特集ですけれども、改革というより給付引き下げの改悪なんです。けれども、行政は絶対そういう言い方をしないわけで(笑)。

 70歳以上でも現役世代なみに収入のある方は現役世代なみの自己負担をしてくださいということなんですけれども、いよいよこんな時代になってきました。日本の少子化もいよいよ深刻になってきたか。お隣の韓国のことをあれこれ言ってられないな。

 いや、ほんと老人医療費がタダだった時代がセピア色の写真になるくらい、ここのところのお年寄りの給付の引き下げは急です。10月からは70歳以上の夫婦で年収が621万円以上ある場合には、医療費は原則3割負担になる。520万円以下の人は相変わらずの1割負担(その間520-621万円の人は経過措置の人)ですけれど。520万円というのは、年金だけが収入源であれば夫260万円、妻260万円の年金でやっと到達する金額。年金相場的には長期間共働きの公務員でもない限り到底超える金額ではありません(今頃60歳の人は共働きでも超えないかもしれない)。かなり非現実的ですが、収入は年金に限りませんから、サラリーマンではなくて会社の社長や資産家だと普通にいらっしゃるでしょう。

 一方現役世代では、全世代を慣らした平均収入は4百万円の半ばだったと思います。奥さんがパートにでてたらもうちょっと稼ぎがあるのかもしれないけど、それでも大体500万円の半ばくらいでしょうか?そういう世代からみたら(教育費に凄く金がかかっているので)、老人世代も同じ様に3割負担をして欲しいと思うだろうな。家計はお年より世代のほうがいろいろと楽だから。

 老人世代にも言い分はあります。70歳過ぎてたらどこかに悪いところがでてて、病院通いは必須。病院の必要性、医療費の深刻さは若い世代とは比べ物になりません。医療費が増加しても、医者通いはとめることができないのですから、実質的に生活が苦しくなる。しかも医療費だけじゃなくて、病院に行く交通費その他の金もかかります。

 区役所の窓口の人、これから年の暮れまでは、苦情電話に忙殺されるかもしれませんね。同じ病院で同じ診療を受けて同じ薬を同じだけ貰っても、払うお金が違うんですから。我々のように、注意していろいろ情報を集めている人はともかく、支払う段になってから「改正があった」という風に知る人は特にお年寄りに多いでしょうから。

 そうそう、我々の老後はさらに健康保険の給付が厳しくなっているかもしれません。しっかりお金を貯めておかないと、あとでとんでもないことになりそうです。

投稿者 okesan : 13:22 | コメント (2)

2006年8月15日

風呂敷残業

 昔は、風呂敷残業という言葉があって、それが意味するところは、「風呂敷に会社の仕事を詰め込んで、自宅で仕事をする」という残業形態のことでした。

 バブルの頃、友人の某M銀行(菱形のマーク・・今は違うか)の行員が、毎日帰宅が10時11時になって帰宅してて、大変だなーって声をかけたところ、某S銀行(井桁のマーク・・今は違うか)なんか、8時、9時に帰るけど、実は風呂敷残業で毎日自宅で深夜まで仕事しているのだからうちのほうがよっぽどましといわれたことがあります。

 本当にこういう「自宅持ち帰り型」の残業は、「過労」の認定が極めて厄介ですよね。いざ過労労災でも起こったとき、大揉めするのは間違いない。

 もちろん、残業代なんかつかないし、いい迷惑なんですけど、みんなそこまでしても黙々と仕事をこなしていた。働き蜂といわれても仕方がなかった。

 時代が過ぎて、すこしはマトモになったかと思いきや、さにあらず。日本労働弁護団によると、「『添付ファイル残業』の悩みの相談がここ3~4年で目立ち始めた」とのことです。職場でやり残した仕事のファイルをメールで自宅のパソコンに送って帰宅後に作業したり、休日も携帯電話で心理的に拘束され続けたりするケース。 これって、形を変えた「風呂敷残業」ですね。

 ただ、機密書類や個人情報満載のデータは社外に持ち出せないのが普通なので、どういう風にしているのか、「自宅のパソコンから会社のパソコンを操作する」こともパソコン技術に長けた人なら問題ないのかもしれませんが、そうするとまた外部から内部のPCに接続は、技術的にデータ流出の問題がでてくるか。。まあそれはそれとして、大変な時代になってきました。。

 それにしても、最近の電子機器の発達。
 
 携帯電話中毒症な人が多いのは本当に気になります。
 わしはといえば、年金相談のときは終日電話取れないですし(電源オフ)、年金教室の時もマナーモードでほとんど電話取れないから、そういうものだとあきらめている。だから中毒症には絶対にかかりません。電話忘れて外出することだってあるし(これはまずいが)

 事務員のいないような小さなオフィスじゃ、そういう「開き直りがないと」仕事なんてできませんからねえ。電話代行だって頼めば結構な値段になる。

 新幹線がどんどんトンネルの中でも電話を繋げるようにしたり本当にこれってサービス向上なのかなーと思ったりもします。
 新幹線とか飛行機とか本来ならば移動中は、ゆっくり休んで英気を養ったり、あるいは外部遮断ができるからじっくりと頭を使う仕事ができたりするんじゃないかなあ。そんなときまで、しっかり会社に拘束(居場所を突き止められる)されるのってつらいですよね。最近は位置情報まで取られたりして、「人間という生身の人間が無線タクシー状態になってる(笑)」 貴重な休み時間(移動時間)でさえ、会社に取り上げられている感じですかね。

 ま、それはともかく、本当に命あってのモノダネ。いや、過労死したって、会社なんか冷たいものなんですから(死んだときだけはカッコウつけてくれますけど)、というか、従業員を本当に思っている会社なら死ぬほど働かせませんしね。気をつけて働かないと。自分を守れるのは自分しかいない。労働組合も弁護士も、何かあった後に頼むもので事前には当てになりません。 
 

 

投稿者 okesan : 23:13

2006年8月13日

最近がんばるA新聞

 A新聞が、請負による違法行為(労災隠し、実質派遣なのに請負と称して、労働法の適用を回避しようとしている)について最近紙面でしょっちゅう取り上げています。あまり紙面的には好きではない会社なのですが、こういうのがあるとちょっとガンバレと思ってしまう。

 ご承知のように、労働者と経営者、あまりにも圧倒的に経営者のほうが強い。しかも最近出てくるのは、自動車のT社、家電のMやSという、日本人なら知らない人はいないというような大手メーカーの下請けが当事者だったりする。

 大手企業の経営者と1人の労働者。それは、巨象にアリが対峙するようなものであって、労働組合の徹底的な支援でもない限り1回の労働者(しかも派遣や子会社の請負)ではまずは勝てない。

 社労士に合格したときに、労災隠しの実態というのを聞いたことがあります。
 建設業界というところがまたわかりにくいところで、建設現場には、元受、下請け、孫請け、ひ孫請け+関係ない業者とか入り乱れて建物を作っている。
 だから、仮に1人の労働者が倒れても、きわめて責任の所在が不明確になるし、労災で労働基準監督署の立ち入り溶かされると後が面倒くさい。ということで「労災隠し専門の医師がいてそこに担ぎ込んで、もみ消してしまう」こともあるんだそうです。

 事の真偽は定かではありません。そういう病院があるのかないのか。ウソかもしれません。いまでも労災については詳しくないですし、実際に建設業の会社さんとはお付き合いもありませんから事実はわかりません。

 でも人間として生まれてきたんだから、最低の人間としての扱いはしてほしいですよね。これが事実ならとても悲しい、そこまでして会社をでかくしないといけないのかな。建設業のような「きわめて事故の多い業種」ですから、労災を手厚くケアするのは当たり前だと思うのですが、そうでもないようです。

 本当に労働法は整備したほうがいいです。正規職員とパートアルバイトが同じ仕事してて、給与が違うのはおかしいって思いますよね。それどころかパートアルバイトのほうがクビをきりやすいんだから、同じ仕事でも逆に高くてもいいくらい。そんな矛盾が噴出しています。

 自分がいろいろな分野の中から、年金や社会保険のほうを選んだというのは、こういう「ドロドロした部分がとてもいやだったから」なんだろうなって思うこともあります。それが現実だから直視しないといけない。それから避けた自分に腹立たしさを感じることがあります。何か聴かれたら絶対に逃げないようにしないと。

投稿者 okesan : 22:19

2006年8月11日

がんばってね社会保険庁

 昨日の新聞からですけど、
「工場で働く請負労働者ら非正規雇用の人たちの多くが正規の社会保険に入っていないとして、社会保険庁は実態調査に着手した。社会保険は強制加入が原則だが、請負業界では保険料負担を免れるための加入漏れが目立つ。請負業界全体の未加入者は10万人単位ともいわれ、製造業の現場で横行する偽装請負も未加入の一因になっている。社会保険庁は事業所への立ち入り調査を強化し、加入を徹底させる方針だ。 」

 何かこれだけみると、いかにも社会保険庁改心して正義の味方になったようですけど、前々から散々悪口言ってましたが、「偽装全喪の責任もちゃんと取ってないのに今頃になってなにやってんだ」って思いますよ。

 ※全喪・・会社が社員を雇わなくなったと、社会保険(健康保険、厚生年金)を脱退する手続き。昔は、社会保険事務所が納付率(滞納率)を上げるため、支払い能力がない会社を全喪扱いにするのをバンバン認めた。

 社会保険の保険料を支払う能力のない会社は、世の中に存在してはいけないわけで、それは建前じゃなくてなんと言われようとそう思います。そうしないと平等な競争(会社間の)ができなくて、ズルする会社が生き残る。脱税や脱法をする会社が世にはびこれば世の中めちゃくちゃになりますよね。

 社会保険事務所も全喪、自分たちに都合が良い時はとバンバン認めてたのに、ある日突然正論でつつかれると、チェックが俄然厳しくなった。
 コロコロとやることが変わるんですよね。自分たちの都合で。

 今回の新聞でも、請負とかで脱法している会社をちゃんと調査できるのか否か?
 本当に今までの「全喪」とかこの前の「頼んでないのに免除」みたいなお間抜けなことを反省しているのであれば、それをこういうところでちゃんと見せてください。厳しくチェックを入れるようになったら本当に変わったんだなって思います。

 よく、うちの会社は「社会保険に入ってない」って人がいますが、会社だったら入ってない人はほぼいないんです。入らないといけないのに会社がズルしているのがほとんど。

 請負契約ってのもよくわからないかもしれませんが、「契約書が請負」となっていても、何時から何時までという風に時間や働く場所を拘束されていたら、それは労働契約である可能性が高いです。もしわからなかったら専門家に聞くのが一番。ズル請負も相当多いですからね。
 不幸にして大きい病気とか死亡事故が起きた場合は絶対にあきらめてはいけません。実は「強制加入」だったりすると泣き寝入りになっちゃいます。

投稿者 okesan : 01:42

2006年8月 9日

年金の時効

 昨日の新聞記事ですが、

 「社会保険事務所職員らの記録のずさんな管理で受給できなくなった老齢厚生年金を、時効を理由に支払わないのは不当と、兵庫県の男性が7日、本来受け取れるはずの年金との差額や、慰謝料など計約480万円を求める訴訟を神戸地裁尼崎支部に起こしたとのこと。

 この男性、受給資格を得た94年当時、保険料を納めたはずの15カ月分のうち、計5カ月分しか納付を認められなかったが、申し立てを受けた社会保険審査会が今年4月、社保事務所側が男性の勤務先の記録を一部誤っていたことなどから「被保険者記録の業務管理で誤りが全くないわけではない」と指摘。最終的に全期間納付していたと認られたものです。

 しかし、社会保険庁側は男性あての通知書で「99年1月以前分の年金は5年以上経過したため消滅時効により年金額の計算の基礎とならない」と通告。未払いの年金の一部の支払いを拒んでいる。」とのこと。

 うーん、自分の聞いてきた話とはあわない。
 社会保険庁側に記録の漏れのような全面的に過失がある場合は、普通に「過去の分をさかのぼって支給される」というのが大方の見方だしわしもそういう風に習ってきたのですが。新聞では一部誤記とあるから、男性側の過失もかなりあったのかもしれない。あるいは、届出をする男性の会社の過失とか。

 手続きをしなかったとか、したけど何か書類を忘れて放置していたとかいう風に、「申請した側に落ち度がある場合」は、しっかり時効にかかりますから。

 その辺の細かい事情は新聞記事からは読み取れないんですけど、どうなんだろう。

 今回の事例が、お役所の一方的過失なのに「時効を援用する」のであれば割と影響は大きいと思います(たぶん違うと思うけど)。我々も、放置しないで受給権の発生年齢から5年以内に専門家に相談するなり何なりして、ちゃんと「漏れがないように手続きする(疑義のある点は追求する)ようにしたほうがいいですよね。精神的にも安心しますし。記事を見ながら、なんでこの男性時効にかかるまで放置しておいたんだろうってのがまずわしが最初に思ったことですから。

 しかし、新聞見出しが「社会保険庁ずさん管理」と書いてあるけど、コンピューター導入以前の台帳方式での記録なんてボロボロですよ。これは、社会保険庁に限ったことではなく、法務省管轄の登記簿なんかもそうだと知り合いの司法書士が言ってました。しかも内容がよくわからないのに、社会保険庁のずさん管理って書くのはどうかな。もうちょっとどの辺に落ち度があるのか、しっかり精査して書いてほしかった気もします。

投稿者 okesan : 09:17

2006年8月 7日

現場で感じる社会保険庁

 仕事先で、健康保険に加入した若い人が、返納する「国民健康保険の被保険者証(保険証)がない」ということで、区役所に出向く。

 若くて元気一杯の年齢だから、たぶん病院にかかったこともなく保険証なんか適当において紛失したのだろうなと思ってた。でも、自営業というか健康保険加入をしていない会社の社員だったからてっきり国保とは信じて疑わなかったのです。

 ところが、区役所にいって、担当の職員が「この方、国保入られてませんよ」といわれてビックリ。

 健康保険には、会社で入る健康保険、公務員等が入る共済、自営業、無職その他の人が入る国民健康保険があるのはみなさんご存知の通り。

 でも、ちょっとだけ中身が違うんですね。
 健康保険や共済は、扶養という考え方がある。ところが国民健康保険にはない。

 どうも前述の若い社員さんは、「親の扶養に入っていた」ようなのです。

 いや扶養になることが悪いことだとは思いません。でも今回の場合はちょっとずさんなんですね。月額11万円を超える収入があれば、もう「健康保険の扶養にはならない。で、もう昨年の段階ではしっかり超えている。扶養にならないのに扶養になっているわけです。黙っていればずっと扶養ならだれも「年収超えました」なんていわないし、その人も悪気があって申告しなかった(親の会社に)わけではないようです。
 
 なんだこんなザルなのか?と思うなかれ。
 サラリーマンの妻(正確には社長の妻)とうことだけで、どうみても片手くらい年収のある人がしっかり「扶養になってた」りした野も見たことがありますから。正直実態把握はザルに近いのかもしれない。(その辺はよくわからないけど、少なくともきちんとやっているとは思えない)。

 健康保険ではなく、年金なんかにしても、64歳で、給与40万円の人が年金を12万円貰っていると年金が全額停止される。ところが退職後に自営業になって、一発事業をあてて、月収が100万円ある人は、給与じゃないから年金は止らない。1億稼いでも年金は止らない。

 いろいろと途中経過があってこういう風なことになったんですけど、いやこんなわけの変わらないザルな健康保険や年金制度のままなら、また国民が年金に拒否反応を起こしますよ。

 一歩ずつ、一歩ずつ、世の中の人がおかしいと感じることは「改めていかないとダメ」ですよねえ。
 プライバシー云々の話もありますが、不正をバンバン許してしまったら年金制度事態が立ち行かないですから、年金加入者(といってもほぼ成人した国民全部)の収入はちゃんと把握しないといけないですよね。その点からも、今回の社会保険庁の不祥事、本当に腹立たしいです。誰も役所を信じなくなったら、「前年の所得」なんてプライバシーにかかわることなんか扱わせるわけには行かないじゃないですか。そしたら不正のし放題、、

 社会保険庁解体的で直しまでしないといけないのかな。

 

投稿者 okesan : 08:17 | コメント (1)

2006年8月 5日

国営と民営

 FPの勉強会で、生保勤めの講師が強く強調されたこと
 「保険は、入れることと保険金をもらえることは違います」

 前に何回か業務日報に書いたことですけど、またまた強調しておきます。

 まさかとお思いでしょうが、まず加入時に自分の病気怪我まで包み隠さず言っておかないとダメ。重篤な病気だけではなく、この程度の病気なら隠してもというものが致命傷になったりする。保険加入は正直がすべてです。

 また、ちゃんと加入したとしても、あらゆる事由で「保険金支払い拒否」ということもある。保険会社の落ち度で支払われないこともあるんですね。

 ここのところ生保や損保の保険金の未払いが問題になってます。

 今日の新聞からですけど、「保険金の不適切な不払い問題をめぐり、明治安田生命保険が昨年4月に発足させた支払いの妥当性を検証する外部委員を交えた監視機関設置の動きが生保業界全体に広がっている。第一生命保険、住友生命保険が発足させたのに続き、日本生命保険も設置を検討している。」

 ということで遅ればせながら、保険金の透明な支払いに向けて各社も重い腰を上げ始めたようです。
 最近は本当に、「保険商品が複雑すぎて」、契約している本人がさっぱりわからないということも多いです。わかる範囲で保険に入るべきだと思うんですけど、そうは簡単にはいかないです。加入されるとき徹底的にしておいたほうがいい、特にセールスの人以外の話を聞く(セカンドオピニオンを聞く)という姿勢はとても大切です。その上で、情報の片面性(会社は詳しいが、一般人はド素人)ということをもう一度保険会社は頭に叩き込んでほしい。

 昨日は、某社会保険事務所に、障害年金の年金相談に行きました。(こちらから相談に行ったのですが)

 かなり込み入った内容だったのですが、社会保険事務所が、相談の内容を全部把握していたこと、つまりこの方の相談は3回目(わしが行ったのは1回目)だったのですが、前2回に何を話してどんな説明をしてどんな書類を交付したかということを全部記録していた。話には聞いていたけど、そこまで徹底的にやってるのかとちょっと驚きでした。

 こんなことを「民間の保険会社がやったら、とてもじゃないけどコストの問題でぶっ倒れちゃいます」どんな用紙を交付したまで記録があるんですから(相談したから記録が残っているわけで、窓口で用紙を貰うだけならさすがに記録はないでしょうが)

 またまた社会保険庁関係の不祥事が続いて腹立たしいけど(ほんとムカツク)、この機を利用して「こんなことなら全部年金を廃止して、民間の保険に入らせちゃえ」という暴論を言う人がいるのを聞くと悲しくなります。なんでそんなに乱暴に結論を急ぐのか。

 社会保険での不支給決定は、その取り消しをもとめて、審査請求、再審査請求という制度もあります(なかなか認められにくいけど、先例に明確に違背している場合などはすぐ認められる)、民間よりはるかに救済制度が認められているのは明白なんですが、そういう見えない部分もちゃんと理解した上で自説を展開してほしいですね。この辺の保護のされ方はさすが国のやっている事業だということですから。

投稿者 okesan : 10:03 | コメント (2)

2006年8月 2日

ガソリンの値上げ結構きつい

 ガソリンが8月1日から値上げって話を聞いて、そんなには量の入らないけどスクーター(仕事に使っている)にガソリンを入れようと31日に近所のガソリンスタンドにもって行ったら、すでにリッター144円に値上げ後だった。ちょっと高すぎ。リッター20キロは走るからいいけど、カブのようにリッター50キロ以上走るバイクはちょっとうらやましい。

 スクーターがないと、本当に不便。電車バスは小回りが利かないのでつらいです。
 特に遠方(木場のハローワークとか墨田の法務局とか)に出かけるときは、バスを乗り継ぐと金はかかるわ時間はかかるわでいいことが少しもありません。もうちょっと電車バスで行きやすいところに作ってくれなかったのかなあなんて思ったり。

 景気は上向きということですけれども、ガソリンの値上げは各所に影響を及ぼしますから、これだけ上がると景気が折れしそうな気がして怖いです。景気上向きの恩恵をわしは受け取らないうちにまた下向きになってしまうのか(汗)。

 昨日は某ボランティアのお手伝いで文京区へ。
 速いのでスクーターで出かけたのですが、駐輪するところがなくて(汗)ビルの裏へこっそり駐輪。いや、最近は駐車違反の摘発が厳しくなってきましたから、おき場所がない施設の場合大変です。結局何もなかったけど、ちょっと終わるまでひやひやしてました。都心は二輪でも平気でバシバシ切符切りますからね。

 社労士さんでも車で営業されている方は多いと思いますが、駐車場が普通にある地方都市ならともかく、改正道路交通法施行以後は大都会だと本当に大変なんじゃないですかねえ。お客さんに会っている間ひやひやしてないといけないし、駐車場がなければ「電車バスでそこに行くしかない」。バス乗り継いだりしたら1日乗車券で500円もかかっちゃうしなあ。

 お手伝いはすぐ終わりましたが、介護保険法も改正になり、しっかり勉強が必要なのにその他のことでアップアップしている。話にもついていけないし、やばいなーほんと。

投稿者 okesan : 09:31