寝台特急出雲 乗ってきました
普段は飛行機で帰京するのですが、3月に廃止になる寝台特急出雲、乗って帰ってきました。 18時21分松江発。
10分も前に入線、んんん なんでだ? と思ったら向かい側の2番線に「特急やくも」が入線、しかも先に出発しやがる。
おいっ、特急が特急抜いてどうする(新幹線で、ひかりをのぞみが抜いたりするけど)、と突っ込みを入れたくなりますがしょうがない。(客車列車はのろいんですよ)
3号車12番下段。こちらが12時間過ごすねぐら。雑誌も分厚いのを2冊購入し、お茶も900ccのペット+おやつ(チョコ、いちご大福、ゆで卵2個、あめ、酒がないのは下戸の証拠)で準備万端。道中の読み物と食べ物考えたらやっぱり新聞1部で足りる飛行機のほうが安いよなあとは思いつつも、食べ物は途中の楽しみ。
出発をするも、もう周囲は真っ暗(2月の6時半ですからね)、車窓を見ることはほぼ不可能(田舎ですから光も少ない)な状態。その中を淡々と列車は走っていく。
安来を過ぎて、米子へ停車、「機関車付け替えで12分間止まります。」 だと、、、、どてっ、、 おいっ これ特急だろう? これじゃバスにも勝てない(高速バスだと所要時間が10時間半=2時間速い)わけだわ。
しょうがないから外へでて、しばしホームを散策、3月の廃止前なのですでに、「鉄分の濃い(要するに鉄道好きな)おにいちゃんたち」が大挙して乗ってるのか一斉に機関車付け替え現場へ。
「危ないですから白線の内側で、、、と駅の案内放送」 はぁー 鉄分の濃い人は、、、ほんと。
米子を発車してしばらく、もう休止してサロンになっている食堂車にPCを抱えて出かける。PHSをつなげてメールチェック。
日本で一番人口の少ない鳥取県ですけど、こんなまばらな鳥取県でも、最近はPHSの圏外が減っているんで、時々トンネルや無人地帯で圏外になるものの、メールチェックくらいならちょっと待てばすぐできる。メールチェック後はしばらくPCで作業。周囲は酒盛りの人がチョボチョボ、テーブルにビールの空き缶をたてて談笑中。
鳥取駅は停車時間わずか。鳥取駅といえばアベ鳥取堂の元祖かに寿司、これすきなんですよね。でも昔のように、鳥取経由で大阪や東京にでることがなくなった今では幻の駅弁(買う機会が減ったという意味で)、鳥取から乗車してきたお客さんの中に「元祖かに寿司」を抱えてた方がいてちょっとうらやましい。
鳥取を過ぎて、しばらくしてからPCをたたんで、自分の席へ。鳥取から向かいの11番下段にお客さんが乗車されてたのか、カーテンが閉まって靴がある。
わしは夜更かし型なのでまだまだ寝られず、本を読む。浜坂、城崎温泉、豊岡、、、懐かしいな、子供の頃大阪へ行くって言ったら絶対このルートだったな。餘部鉄橋もよく渡った。もうここを通ることもないんだろうな。
あれ、城崎駅って今城崎温泉って言うのか? 昔は単に城崎だったんだけどなあ、でも今案内放送で城崎温泉って言ったよな。今ネットで調べたら2005年3月に改名(市町村合併の影響で)だそうです。そうかあーちょっと通ってないとすぐ駅名や市町村名も変わってしまうな。
福知山駅前で、横浜までの案内放送休止のお知らせと消灯の案内。 さてとそろそろ寝るか、、、ってことで自分も電気を消して寝る。 22時50分頃か(普段にくらべてずいぶん早い)。福知山って昔は深夜にも駅弁売りさんがいたんですよねえ(大阪ー山陰の夜行が交換するポイントで、京都ー山陰の普通列車もあった、遠い目)。
お昼あれこれと歩きまわしていたせいか、疲れが出ててしばらく経って眠くなり、まどろむ。
でふと気がついたら、京都(福知山から京都までって1時間半くらいあるから結構まどろむというより寝ていたみたい)。
京都を出たらもうすっかり熟睡モードで、結局次の日(今日)おきたら茅ヶ崎の手前あたり。しばし東海道の貨物列車と競争して走る。
大船では向かい側に、東海道線の普通列車が止まっているけど、えーっ 朝の6時15分頃の電車ですでに立ち客多数。大船の6時15分でも東京行きって座れないのか(汗)。超遠方通勤の人はつらかろうなあ。
あとはぼんやりと車窓を眺め続けていると、横浜に止まり、終点の東京へ定時に到着(6時57分)。
山陰に生まれ育った人間にとっては、「出雲」は特別な列車。行き先表示板の「東京」という名前が子供の頃からまぶしかった。しかも寝台券の入手がとても困難な人気列車。3月以降も伯備線回りの「サンライズ出雲」は残りますから、ずっと列車名としての出雲は残るでしょうが、寂しいですよね。
でも、車両もガタガタ(外からはブルーに塗られた列車は見かけは格好がいいですけど、内装は、、、)ですし、この鈍足じゃあ(わしの出発した時間帯から飛行機なら東京までその日のうちに、特急+新幹線でも名古屋までいけました、高速バスより遅いのは前述のとおり)、しかもあきベッド多数(上段はほぼ空いていた)。これじゃあ廃止もしょうがないよなあ。廃止を納得してしまう旅でした。いつまでも古いノスタルジーにこだわってたらだめなんですね。
東京駅6時57分着、自宅に着いたのが、7時29分。ちょっと疲れ気味ですが、仕事たまってる(大汗)。

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