私情が絡むと、人間弱くなるものなんです

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 例の代金を払ってくれない社長。
 そこの会社の従業員さんと、昨日午後お会いしていろいとお話をする。
 
 いやー、もうどうしようもない。
 Aさん、Bさんン十万未払い(主に交通費)、ま、それはいいとして、問題はパートのCさん。
 Aさん、Bさんの3倍くらい未払いがある、しかも、その社長が会社を立ち上げるときに、CさんとCさんの親戚で相当額(桁が1つ上)を貸しているような状況。

 ま、集まった4人(わしも含めて)で、ン百万円の借金があるわけ。
 
 雑談の中で笑ったのは、セ○ムさん(笑っちゃいけないけど)の代金未払。4月からセキュリティ契約を結んで、代金を1回も金払ってないらしい。営業担当も困っているとか。
 最初から払う金がなくて、契約を結ぶのは刑法上の「詐欺」なんだけどなあ。

 一番被害が甚大なのはCさんなんだけど、一番この件に関しては、温厚かつ弱腰でもあるんです。
 立ち上げの時に融資をしたのは社長と知り合いだったからだそうで。
 
 一番被害が多い人が一番やさしい。 理由は、その社長の生い立ちから何から知っているから。
 「社長は母子家庭で、学生時代とか何時学校にいっているかというくらいバイトやってて苦労したのよねえ」「彼はいろいろアイデアマンで、商売的センスはあるのよね」
 そういう、大変な時期や彼のマトモな時期、あるいはいい面を知っているが故に、99%だまされているのかと思っても、事態が好転して良くなるだろうというような希望が捨て切れない。だから強気に出られないし、信じたい気持ちもある。うーん、わかりますよ。でも厳しいな現実は・・・、逆にそういう深い情けのある人をここまで困難な立場に追い込んでいることに強い憤りを感じるな。
 
 それに比べて、Aさん、Bさん、わしのような「最近になって付き合いができた人」はドライですから、そういう感情はおこらおない。

 そこで、給与債権とかバンバン会社に取り立てや請求をしようかなと思ったのですが、今の時期に倒産させたらCさんのほうに迷惑がかかる。Cさんが会社ではなく、個人保証を社長にしてもらってからでないと動けないなということで、Aさん、Bさんには一旦動きを待ってもらうことに。 労働相談のはずが、何か金銭貸借の話にどんどん進んでしまった。

 でもね、そうこうしているうちに、本当に会社が傾いたら、まったく私情をはさまない一番ドライな人=銀行さん、が債権を差し押さえごそっとお金を持っていってしまうんですよね。しかもこういう傾いた会社の債権回収なんてしょっちゅうやっているでしょうから。

 Cさんは社長の奥さんも知っているそうです、で昨日の話では社長の奥さんに現実を話したほうがいい。とアドバイス。
 社長は見栄っ張りなので、会社が火の車ということは多分伝えてないんじゃないかな。でもそういう場合は、社長には恨まれるかもしれないけど、早めに現実を教えてあげたほうがいい。そうしないと、まだ子供が1歳にも満たない状態で、借金取りが家にまで押しかけたら(どんな人が借金を取り返しに来るかわからない)修羅場になっちゃいますからね。
 
 

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このページは、が2006年6月 8日 10:19に書いたブログ記事です。

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