ネットの歩兵

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 イラク戦争をはじめ、どんどん戦争は近代化していく。
 無人偵察機が空を飛び、ミサイルがはるか遠くから飛んでくる。衛星からのピンポイントの爆撃では、寸分違わぬ確率で、目的物を打ち抜く。

 こんな状況になって、「銃を抱えて最前線を行く歩兵なんてもういらない」と思っていた。ところが、軍事評論家によるととんでもないんだそうで。

 いくら、兵器が近代化し、無人のロケットや偵察機が飛ぶようになっても、最後にはすべて人間の目で戦果を確認しないといけない。映像では破壊されてた建物が本当に破壊されて使うに足りないような状態になり、なおかつ建物の中に生存者がいるかいないか。そういうところまでは映像や画像ではわからない=間接的な戦果の確認は全く当てにならないのだそうです。歩兵の重要性というのは、そういう意味でなくなっていないし将来もなくならないんだそうです。

 飛び道具(近代兵器)でははるかに優位なイスラエル軍も今回のヒズボラには相当苦戦した様子。兵器で劣勢な軍隊は徹底的にゲリラ戦を仕掛けてきますし、そういう点でも歩兵は未だ重要ですよね。

 ピ○ト○ルーという会社があるの、、最近まで知りませんでした。

 会社の案内によると、
 「WEBサイトや携帯コンテンツ上に公序良俗に違反する画像や文章が流れていないか監視し、削除するお仕事です。いわばNET上の秩序を守るお巡りさん」 なんだそうです。
 ところが、この前のボクシング亀田の世界戦の頃からあちこちで言われているのですが、どうも「企業からお金貰ってネット上で情報操作などの工作活動を請け負う」つまり、ある方向に傾きかけた世論を反対の方向に向かわせる工作(といっても掲示板とかそういうものを使うのでしょうが)も行っているという噂(あくまでも噂)もあります。本当なのでしょうか?

 ネット社会というのは本当に便利で、わしもその恩恵にいろいろあずかっているわけですけれど、こういう話があるといつも冒頭の「歩兵」の話を思い出します。

 どうでもいいネタや重要でないものは、ネット上で適当に放置しておいていいのですが、やっぱり「どうしても知りたいとかどうしてもきちんとしておきたい」というものは、自分の目で確かめないといけない。

 本の注文はアマゾンが便利って言われますけど、中身を確認しないで買う本なんてあまりわし的にはないです(だから本の通販は原則使わない)。前書きと目次を実際見るだけでも全然違う。
 アスクルのように、消耗品的なものは通販のほうがはるかに便利ですけど(何が来るかわかるから、少々違っていてもその消耗品を使って次からまた変えればいい)、末永く使うものや値の張るものは、やっぱり自分の目で確かめてGoサインを出したいです。

 不動産業界の人が、今全面的にネット不動産業が認可されたら(今はダメらしい)、既存の不動産会社は全部つぶれちゃいます。って勉強会で発言されていたけど、冷静に考えるとそうなのかな。

 家を買ったり、アパートを借りたりするのって、「中を見ないで契約しますかね?」多分しないと思う。もちろん契約の手続きその他でネットを使うということで、事務の合理化が図られ、下見と契約で2回足を運ぶところを1回で済むというようなメリットありますが。
 写真や、映像で家やアパートみてもやっぱ実際に見るのとは大きく違いますからね。勉強会で言われてたのは、そうじゃなくて別の部分、たとえばネット不動産会社(情報の収集という面で)のほうが将来性があるという話をされたのでしょうか?

 ネットの社会は何でもありですが、ついにお金を貰って依頼者へ有利なカキコミや世論の捏造疑惑(そういうビジネスが成立することを含めて)までもが表ざたに出てきたのかとちょっと驚き(何度も言いますが疑惑でしかなくて、真実は不明なのですが)。無責任なカキコミでも、ある程度の数があつまったら、それはある程度真実性のあるものである確率が高いとわしはぼんやりと感じていたのですが、そういう考え方は危険なのかもしれません。(リサーチ会社の人も、ネットのアンケートなんてないよりましな程度でしか捉えませんからとは確かに言ってましたが)
 
 古いタイプの人で、ネット上の発言およびネット外でも匿名の話は一切信じないという人もいました。余りかたくなにそういう姿勢を取るのもどうかなと思いますが、確かに、「責任のない書き逃げ」がない分、最近は実名をだしたりすることの重さが際立ってきているような気もします。

 ネットに入り浸ってる人、歩兵になりましょう。

  
 

このブログ記事について

このページは、が2006年8月16日 10:50に書いたブログ記事です。

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