これ千葉ですか?
午前は仕事で南船橋。総武線に乗る。
途中の駅で50代くらいの女性が乗ってきて、ドア付近に立っていた若い女性に声をかける。
「これ千葉ですか?」
「は?」
「これ千葉ですか?」
「は?」
ついに諦めたのか、ドア付近に座っている若いお兄ちゃんに声をかける。ところがそのお兄ちゃんなんだか、音楽を聴いている様子、何か聞かれてあわててイヤホンを外す。
「これ千葉ですか?」
「はぁ?」
「千葉にいきます?」
「はい」
やっと話が通じた。
「これ千葉ですか?」って、聞かれたほうも、想像力を働かせれば、行き先を聞いているのはある程度わかるんだろうけど、聞き方も悪いよな、確かに日本語が変だ。電車は千葉じゃない(笑)。
最初から「千葉行きですか?」とか「千葉まで行きますか?」とか言えば話は早かったろうに。
そこでちょっと思った。あれ、今乗っているこの電車本当に千葉行きだっけ?
総武線は手前の津田沼どまりの電車もあるのです。
こういう場合に、日本人は生真面目に考えて返答に困ったりする。千葉にはいかないけど、津田沼で同じホームで乗り換えたら、千葉には確実に行く。確かに行くのは行くが、乗り換えなしの電車じゃない場合、千葉行きますか?にはYesと答える人もNoと答える人もいるだろう。
あれこれ考えながら、以前外国で電車やバスに乗ったときのことを思い出した。
「このバス○○に行く?」
「Yes}
大抵の場合は、乗り換えの有無があれど、行く方向があっていれば「行く」と説明してくれるような気がする。日本人だと、千葉じゃなくて手前で止る奴だと、手前の津田沼までしか行きませんよ。という込み入った説明をする人も多いと思うけど、1回程度の乗り換えの有無なら彼ら的には、「行く」という言い方でなんら間違いないらしい。確かに間違いじゃないんだけどね。
アフリカでも、そういう体験があった。
わし「バマコ(マリの首都)に行くか?」
運転手「ウイ」
じゃあと乗る。それにしても遅い時間だから夜行なのかなと思ってた。ところが途中全く何もない道の側で突然止る。
んんん? と思ったら、そこでワゴン車はビクとも動かなくなり、、、、わしもその中で1泊、翌朝になったら改めて出発。こういう場合「行く」という言い方をしていいものやら。でも彼ら的にはやっぱり「行く」という言い方で全く疑問はないんだろうな。繰り返しますが、確かに間違ってはいないんですけどね。

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