新入社員の頃
一昨日、久しぶりに電話したI君の話を書きましたが、思い出した思い出した。本当に新入社員の1年間は楽しかった。
当時わしの勤めていた会社は、新人は全員東京本社に集めてどこかの部署に1年は勤務し、それから地方に散っていくというのがパターンでした。
ですから、東京で自宅通勤のやつ以外は入社式後全員会社の寮に入った。
田園都市線溝の口駅から歩いて3分くらいのところ、JR南武線が通っていて割とうるさいところだった。朝の田園都市線が何しろ混んでいた(各駅をわざと選んでたけど、急行や快速(当時はあった)は乗れない感じだったもんな)、田園都市線は大体がとっても上品なイメージだけど、唯一下町っぽかったのが溝の口(笑)、まるで東京東部のようなごちゃごちゃした趣でした(今は違うんだろうな)。
1年目は、週1回は会社で研修という超恵まれた環境。
4月の入社時2週間研修 + 毎週1日の研修 + コンピューター研修等で通算すると1年のうち3ヶ月は仕事をしていなかった(笑)。それで給与が普通にもらえるんだからねえ。
てことで、学生時代とは違い、仕事はしているものの独身寮は遊びの場、金曜日、土曜日および研修の日の前日(研修はみな休みに準じる日だと心得ていた(爆))、深夜まで飲む打つ(麻雀はやたらと流行っていた)。麻雀大会も開催。
泥酔して、ご近所のバス停からベンチをかっぱらってきて寮の中にもちこんだやつもいるし(ちゃんと返しましたよ)、電柱に貼り付けてあるストリップの宣伝ビラを体の前後に貼り付けて寮内を練り歩いたやつもいたり。
挙句の果ては、真夜中に屋上でエールの交換、学生時代の校歌を歌って、ご近所から苦情の電話が人事課に来たり。
土日の夕刻、溝の口駅前のパチンコ屋さんに行けば必ず誰かがいたりした。
給料日、賞与の日は、歌舞伎町はじめ盛り場に繰り出すやつ多数、寮内は閑散としている。
ちゃんと給与(しかも安くない残業代つき)を貰っているのに、ぜんぜん足りずに、丸井のキャッシングに走るやつ(笑)、こいつは、偉くなったら絶対丸井をつぶしてやると意気込んでいた(けど出世コースには乗らなかった)。
今の若い子なんていうと、すごくおっさんぽい(実際おっさんだけど)言い方になるけど、何かおとなしいですよね。
風俗大王も結婚して(遊んでいた過去をばらすなと結婚式前に出席する同期に口封じにやっきになってたらしい)子供ができてすっかりおとなしくなってる。毎週土曜日に必ず行きつけの風俗に行ってたので、呼び込みのおっさんがこいつをみて「あっ、今日は土曜日か」とカレンダー代わりにしてたとか。
当時一番悲惨だったのは電話。4階建てで2-4階が寮生の部屋、5-60人は寮にいるのに、電話はピンクが1台だけ。
当然ながら夜はつながりっぱなしで奪い合い。彼女を遠くにおいてきたなんてのが結構いたから手に負えない。今の人からみたら考えられないだろうな。 わしも親や姉から何度、「おまえのところはいつも話中だ」といわれたことか。
当時は「携帯電話もなく、固定電話も各部屋につけることはできなかった」からなあ。お金的には固定電話をつけるくらいの余裕は給与もらって(寮費は安いし)たはずなんだけど、インフラがついていかない。
彼女に無縁なわしは関係なかったですけど、電話がつながらないのはちょっとだけ不便だった(笑)、メールもなかったしね。
大学5年生?というくらい大騒ぎをしまくった1年でしたが、その1年を共有した同期とは、下手したら高校や大学のときの友人以上に固く友達になったのかもしれない。
わしは7年で会社を辞めましたけど、お付き合いはずっと続いています。
そうそう新入社員のとき隣の部屋にいたTも会社辞めちゃっているらしい、会社に残っているやつはすぐ連絡が取れるけど、辞めちゃったやつは、一旦糸が切れると、その後は全く消息不明になるから怖いですね。

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