久しぶりの再会
6時半から渋谷で参加者5人で宴会。
十数年ぶりに合ったH君、Y君らと一緒に飲む。
懐かしいなあ。
わしが昔司法書士試験を受けたことがあることは以前書いたのか書いていないのかわかりませんが、結局根を詰めたけれど挫折。今日あったのはその頃の勉強仲間です。
資格試験というのは学校の試験と違って、合格と不合格しかありません。しかも制限なくも受けられる。ということは、不合格を続けても何年も受験し続けることが可能ですから、なかなか合格しなくても引き際というのが難しい。金も時間も沢山つぎ込んでいますからね。司法試験などの超難関試験ですと、一生をかけてということになるケースも多いらしいです。
わしも、引き際が難しく、落ちても何年も受け続けました。最後はもう「限界だー」と1分も勉強ができないところに精神的に追い込まれて、やっとあきらめることにしました。直前になれば1日10時間というような勉強を5,6年続けるとさすがに限界に達するのです。何をやっても合格しそうにない。そういう気持ちがでると一気に成績も下降してしまいます。
今日集まった中ではわしは唯一の不合格者でいわば劣等生でしたが、まあ時間が経ってしまえば、それも良い思い出。逆に今の近況を聞いたりでとても楽しかったです。
最近、「勝ち組」とか「負け組」とかいう言い方を良く聞きます。なんでも二色分けをしたがる。わしは、そういう勝ち負けというものさしがとても嫌いなのですが、試験についていえば、明確に勝ち組は合格、負け組は不合格と分けられることには異議はありません。
しかし、確かに試験に限定すればそうだけれど、その後については合格したから即勝ち組にはなれない。Y君によれば合格者を面接しても、「難関試験に通ったのだから、それなりの処遇や待遇」を期待している勘違い組が最近多すぎるとのこと。合格したってひよこのひよこ、運転免許試験場で免許交付された翌日に、4車線の渋滞道路を走れといわれても、恐ろしくて走れないのと同じ、一人前に走れるようになるには更なる修行が必要です。それなりの処遇や待遇はそうなってから求めるのが当たり前ですよね。
日本の国家資格のトップを争う、医師であっても最近は「患者本位の丁寧な診療を心がける」とか「病院の情報開示を徹底する」とかいうサービス精神が旺盛な人が増えてきました。試験に合格したというのは、ただ「勝ち組」となれる権利を得たというだけなのに、変に誤解してしまう人間がとても多いということですよね。こりゃまずいな。
成功はよほどの学問的天才を除いて、勉強だけで勝ち取れることはできません。成功の秘訣はいつも「自分に厳しく、謙虚」なんだろうなあと思い直しました。謙虚さがなければ、いやらしいところだけが目に付く。
6時半から11時前まで、1つの店でたっぷりと話をして帰宅。痛風が怖いわしは、乾杯のビールとチューハイ1杯(この程度の量でも下戸なので、帰りの錦糸町駅の自転車駐輪場で目が回った(笑))だけでしたが、久しぶりに思い切り話をした夜でした。
昔は勉強がんばったこともあったんだなあ、結局モノにならなかったんだけど(遠い目)。
結局その頃とはまったく別の仕事をしていますが、まあそれも人生、、わしは運命論を信じるほうです。昔からこの仕事をやれといわれてたんだろうな。

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