親の心配

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 昨日の宴会では、みんなお父さんなんで、家庭の話がでまくる。
 そうなると、わしはあまり出番がないわけですが(汗)。

 公立学校の学級崩壊というのは、思っている以上に深刻なようで、H君のところも中学受験で、私立中学に入学させたとのこと。

 学級崩壊して悲惨なのは、普通に勉強したい普通の子供たち(たぶんこの分類の子供が一番多いと思う)までとばっちりを受けてしまうことですよね。周囲に引きずられて学習環境が破壊されるのは本当にかわいそう。

 しかし家庭がそれほど裕福でない家ではどうすることもできない。能力がある子供が運悪く埋もれる可能性だってあるわけで、由々しき問題ですね。学力の問題以前に、悪いほうに感化されて、非行に走ることも多いわけで。

 多いところはクラスの7割が中学受験をするらしく、「私立を受けられない」学力あるいは経済力の家庭の子供たちが、落ちこぼれ的な目で見られるようになる現実もあるとか。うーん、そうなのか。40人学級で28人って、やっぱり多いよな。

 その中学も、いまや公立中学が学校選択をできる時代ですから、心ある親御さんはより質の良い学校(というより荒れていない学校を選ぶ)というわけで、公立でかつ一番荒れている学校というのは一体どんなんだと想像してしまう。

 これじゃ、少子化なんて止めようがないですよね。普通に近所の小中学校にいけないのならお金がいくらあっても足りないし、特にご近所の公立が安心して預けられないようじゃ厳しい。孟母三遷をそのままに実践して、家は買わずに賃貸と決め、子供の学習環境に応じて引っ越しを続けていくということを決めた家庭もあるそうですけれど、これは例外ですし、ここまで気を使わなきゃならないとなると安心して子供が産めないですよね。

 さてさて、私立に入れたからそれで万事OKかといえばさにあらず。
 いい学校を卒業して、いい会社に就職したとしても、結局仕事では、研究室に閉じこもるような特殊な仕事を除いて、普通の人から、荒れてワルいことまでしていた人まであらゆる層がお客さんになるのが普通。場合によっては本格的に怖いお兄さんなんかと直接対峙しなきゃならないこともあるわけです。

 普通の公立学校にいた場合は、そういう怖いのに遭遇する(した)経験もあるかもしれませんが、私立の学習環境の良い選ばれた中で温室栽培された人がそういう局面でちゃんと仕事をこなせるのか、温室栽培の弱さがでてこないのか。仕事能力は学校での勉強とは、ある程度はリンクするけれど全然違うというのは、仕事をやられている人なら当たり前に感じること。学校は選べるし仕事も選べるけれど、客は選べないのが普通なんですし。

 社会に出て初めて自分と、置かれた環境や、思考方法が全く違う人間と出くわすわけですから、海外旅行へ行って「すぐ現地になれる人」と「なかなか慣れずに、しばらくして帰ってくる」人との差がでてくるのと同じような形になる。海外旅行は嫌ならやめればいいけど、仕事は簡単にはやめられない。

 この辺も親の悩みは尽きないですし、いやー実際大変だなと思う。

 

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このページは、が2007年1月14日 23:14に書いたブログ記事です。

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