携帯電話で120万円
昨年末に発生した、AOL3000分(50時間)接続事件(今AOLはメールのみの一番安いコース入っているんですが、ファイルをダウンロードしたと同時にログアウトしたつもりがそのままで(汗)、50時間連続で切れずに繋がっていた)は、その後請求が来て、泣く泣く1万ン千円の支払い(クレジットカード払い)をしましたが、これはわしの単純なミス。痛いことはめちゃくちゃ痛いけれど。
昔は、接続が50時間で○千円なんて時代なら、本当に細かく接続時間を気にして、メールはオフラインで書いてオンラインで送るなんてことをしていたのですけれど、最近は定額接続かつ激安ですから、殆どラインは24時間繋ぎっぱなしで気にしない。だからたまに昔風の従量制の接続なんてことをすると、こんな風にドツボに嵌っちゃうんですね。わしの注意力不足なんですが。
今日の新聞からですが、携帯電話でネット繋いで120万円?わしの1万円が可愛く見える。いやはや、携帯電話の料金はマジでわかりにくすぎますよ。特に某ワシの嫌いなS(会社名もあのバカ社長の頭文字もSだな)社なんて、もーなんていっていいかわからないくらいコロコロ料金変えやがる。
某掲示板なんかじゃ、「わからないなら電話使うな」なんて暴言を吐くやつがいるが、携帯オタクならともかくも、日本人の殆どが持っている基本的なインフラなんですからわからなくても使わないわけには行かない上に、第一そんなに料金設定表を目を皿のようにしてみる時間もない。あの複雑怪奇な料金設定で、どの会社が自分に一番いいなんてことを客観的に判断なんかできるはずもないですよね。
100人いたら理解力が90番目くらいの人を基準にマニュアルなり説明のしかたを考えなければいけないのが特に公共性の高い会社の責務だろうと思うけれど、100人いて理解力が30番目くらいの人でさえ、暫く考えないとよしあしがわからないアニュアルや説明しかないのは、「説明していないのと同じ」だ。
以前から、電気ガス水道電話其の他、公共性の高いものの料金はあまり「知っているとかちょっと注意するとかで極端に差ができてしまう体系」は望ましくないというのがわしの持論なんですけれども、アメリカを始め競争の激しい社会の影響を受けたのか全く逆に更にわかりにくくなっていっているのが現状です。そこまでコスト詰めなきゃいかんのかなあ。
国内線の飛行機の運賃だって、以前に比べたら早く買ったら安かったり、早朝深夜は安かったりさまざまで、ちょっと手を抜くと割の悪い運賃を選んでしまいかねない。それでも、航空ビッグバンを成し遂げたアメリカを始め、最近欧州やアジアで急速にその勢力を伸ばしつつある格安航空会社なんかに比べたらだいぶマシみたいなんだから、頭が痛い話だ。
海外の格安航空会社の殆どは、ネット直販なんで、インターネットが使えないと話にならないらしい。ここでもデジタルデバイド(ネットが使えないことによる格差)が発生してしまう。日本だとまだまだ中高年の中にはネット嫌いな人が多くて、ネット直販中心の会社を作ったら不利になる人が沢山出て大変なんだろうな。
ネットに限らず、いつぞや韓国に行ったときに、飛行機の隣に座った人と雑談してて、隣の人がわしより20%も安い運賃でチケットを買ったというのが判明したときはがっくり来たものですが、国際線なんて、1つの飛行機のエコノミークラスの乗客全員が「運賃を書いた名札を全員首にぶら下げたら」一体どうなるんだろう、一度やってみたいなと思ったりする。暴動が起こるかも(笑)。できないけど。
公共料金等に関する普段のわしの視点は、だいたいがわしが60歳になったときどうなのかという視点です。前にも書いたと思うけれど、「若くてそういう料金や運賃を興味もってあれこれ調べる」お兄ちゃんには優しい時代だけれども、年をとってそういうことが億劫になってきた世代にとっては本当に厳しく、かつ冷たい時代になってきている気がします。これからドンドン自分も年をとる。社会(とくに情報産業)は凄い勢いで進化する。そのとき本当に弱者=お年よりにやさしい社会でいてくれるのか。
自力でいろいろと調べられないときは、格安の料金で調べたり代行してくれたりするシステムがちゃんと整備できるといいんですけどね。近い将来に迫り来る老後の事を考えて、少し暗くなるわし。
しかし、新聞の女子学生、学生で120万円もお金払えないだろう。一体どうするのかな。
