タリバンに拘束韓国人

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 宗教というのはなかなかに難しい。 

 この前、本を読んでいたら、なんと3大宗教(仏教、イスラム教、キリスト教)ともに、元々男女は平等じゃないんだそうな。  サンスクリット語の名詞にはフランス語やドイツ語のように、男性形、女性形とあり、仏陀は男性名詞、菩薩=ボーディサットゥアも男性名詞、その他の仏教にでてくる仏(人物)はみんな男性形なんだとか、観音様も元はといえば男なんですかね。キリスト教では新約聖書に集まった群衆の数を数えるのに「女と子供を除いて」みたいな記述があるとか(マタイ伝14の21)。  イスラム教は言わずもがな。

 聖典に書いてあることは宗教のすべて。以前モルモン教のケントギルバートが「酒を飲まない(お茶を飲まない)というのはモルモン教の前提であって、そこは異教徒が議論をふっかけてきても議論にならない」という発言をしていた。 聖典に書いてあったらそれがすべてで、そこをつっこんでもしょうがない。酒は飲んではいけないというのは、健康上の理由ではなく、神様が禁じていること=そこに書いてあることは真実なのですから。逆にそうだと信じてないことには宗教は始まらない。  

 とすると、男女同権というのは、今では当たり前という風にみんなが思っているのだけれど、宗教に忠実な人からみたら、とんでもな話なのかもしれませんね。そして、そういう宗教的な男女差別は、それが聖典に書いてある限り、普遍的真実であって、男女が同権というほうが間違っているということになる。そうなると何が正しいことなのかちっともわからなくなりますね。  

 タリバンにつかまった韓国人23人、早く開放されるといいと思いますが、新聞記事によると「タリバン支配地域」で、「ノースリーブで観光」していた女性が居たとか。 タリバン支配地域なので、すぐに宗教的不道徳で「密告されて」つかまった疑いがあるのだそうです。  この記事が本当なら、西欧的価値観のまったく通じないところにいくのに、うかつすぎますね。パキスタンにしろイランにしろ、キリスト教徒であっても仏教徒であっても、女性はスカーフをかぶって風波を立てないようにするのが普通。それをさらに過激なイスラム教を信奉するタリバン支配地域にノースリーブじゃあちょっとまずい。それは通報されちゃいます。  

 しかも、彼らの価値観は、イスラム教>異教徒の命 なわけですから人質にとって同胞の釈放を要求するのは正義以外の何物でもない。  なおかつ、韓国人ボランティアは、自分たちは「平和のためのボランティア」だから、他国の軍隊のように襲撃されないだろうというような甘えがあったようだとされている。 ボランティアをやる人がよく陥る自己陶酔みたいな部分があったのでしょうか。 

 以前書いた、ジョークのつもりでインド人にビーフカレーを食わせたり、イスラム教徒にカツ丼を食わせたりするのは、非常に危険。現地で逆鱗に触れ、嬲り殺しにあってもそれは、「彼らの正義」なのですから、多分罪に問われないでしょう、殺したやつは誉められるかもしれない。  海外旅行は危険が一杯というのは、スリや強盗に遭遇するということがまず頭に浮かびますが、そういう単純なところだけでなく、宗教的文化的価値観の違いによるすれ違いとかそういう部分は、わからなないだけによくよく注意しないといけない。

コメント(2)

つるかめ :
日本では報道されていないけど、「観光していた」わけではなくて、「(異教の)布教活動していた」という説もある。 http://www.chosunonline.com/article/20070721000008 だとしたら、「ボランティア」なんて言い方は全く適当ではなくて、宗教戦争に来た「敵戦士」だよね。特にタリバンは「戦時中」なんだから。 何がホントだか分からないけどね。
okesan :
おお、さすが韓国系マスメディアは報道の量が多い。 しかしまあ、バリバリのムスリム支配地域で、キリストの宣伝するというのは、、、うーん、信じられん。

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このページは、が2007年8月 2日 23:00に書いたブログ記事です。

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