見かけによらぬ肝っ玉の小ささ

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 横綱の朝青龍は、急性ストレス障害だそうで、うつの一歩手前だとか、ほっとくと大変になるんだそうな。やっぱ帰国してじっくりと治療したほうが良いような気がするのだが、いろいろしがらみがあるのか日本で治療になるんでしょうね。

 で、横綱朝青龍は意外と肝っ玉が小さいなとか新聞やネットでいろいろいわれている。実際そうらしい。

 人は見かけによらないということは言い古された言葉だけど、見かけがごつい人ほど精神的にもろいという場合が意外と多いです。相撲とりの稽古なんて本当に「これ人間がやるのか?」というくらいきついし、よほど精神的にしっかりしていないと稽古についていけないと思ったりするのですが、こういう辛さには耐えられても横からの揺さぶり(今回の件)のような場合にはもろかったりするんですね。

 本当に外見が強いし中身もしっかり強いって人は少ないような気がする。

 ものすごく過激は発言をする評論家でも、実は見かけによらない小心者で、そういう過激な発言をした後で、胃腸を(ストレスのために)やられて、慢性の胃腸病でいつも薬飲んでいたりすることもあるそうな。だから、発言が過激だったりこわもてだったりしても本当にその人が強い人とは限らない。ブロックは硬いけれど、壊れだすともろいのと同じですよね。仕事上絶対に引けない、とか絶対に言わないといけない事を思い切って言う、でもその後に批判の嵐というのは本当にきついと思います。

 その意味では、ちょっとした発言にまで揚げ足をとられて、24時間監視される政治家というのはよほど神経が強くないとやっていけない。バッシングの嵐でも平気でしれーっとできる図太い精神構造が大なり小なり政治家にはないと心が持たない気がする。

 逆に、見かけが弱そうでふにゃふにゃしていても、実は図太いのも多い。これがまた見かけによらない。

 昔いた会社で、このタイプの女性が居て、何かあるとすぐにボロボロと泣くのだけれど、泣いてもなにをしても自分の行動や発言は全く改めようとしないのがいた。泣くと、上司(男性)はうろたえてしまうので、仕事の失敗の叱責もどうしても弱くなる。てことで、見かけはすぐ泣くから弱いようで実は、猛烈に打たれづよい(というかプレッシャーを全く感じない)人だった。同性(女性から)はそういう部分がばれてて総スカンだったけれど、男は泣いている女性にきつくはいえないから。こういうのは心は強いですよねえ。

 そういえばその人、プライベートで男がすぐにできてたようでした。弱い部分を武器にして男に接近していたのかどうかは知りませんが、実際そうなら、弱い部分なんて全くないやん(苦笑)。すぐ泣けるというのは逆にすると甘えるという行為をなんのはじらいもためらいも無くできるタイプなんですね。いまだに女の涙は対応がよくわからない(一生わからないのかもしれない)。

 周囲のお局様たちは、そういう心の中はしっかり見抜いているけれど、何か言って泣かれると周りからは「お局のいじめ」にしか見えないので、極めて扱いは慎重で最低限の注意しかしていなかった。この話は前にしたと思うけど、お局様を黙らせる(泣いて周囲の同情を引きお局の攻撃をかわす)という高等テクニック(無意識かもしれないけれど)は凄いと思ったなあ。

 自分がものすごい逆境に立ったとき実際どうなんだろうと時々思う。人間の強さ、弱さというものがモロにでるのでしょうが、そんな「がけっぷちの逆境」っていまだ体験した事無いからわからない。でも、想像すると自分はかなり弱い人間の部類だと思う。小心者だし。精神的にもすごく簡単に壊れる可能性がある。

 サラリーマンしてたころ、「出世したくないなあ」といつも思っていた。消極的だけど、上司に怒られ、部下にそっぽむかれる弱い中間管理職をたくさん見て、明日はわが身か。と思っていたりした。

 今は自営業だから、お客さんから怒られたり無理難題の要求があっても、「自分で関係切れるという最後の切り札がある」というのが支えで今はやっていけてます。サラリーマンは組織で動くので、先方からの無理難題があって、しかも上司がその無理難題を否定するのではなく部下に何とかしろという風に圧力をかけてきたりしたら、本当にストレスでダウンしてしまうだろう。サラリーマンの頃はしょっちゅうだった胃痛が自営業になったら殆どないのはそのせいだと思う。

 性格だけでなく、怖いものも人様々ですよね。相撲取りのように格闘技をやっている人でも、注射一本怖いって人がいる。大相撲なんか体重200キロくらいなのが真正面からガチんとぶつかるわけで、注射1本なんかより遥かに痛いはずなのにそういうのは平気で、病院にいっての注射一本が怖かったりする。人間の心って、本当に不思議なものです。病院の独特な雰囲気がそういう恐怖感を起こさせてしまうのか。

 

 

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このページは、が2007年8月 8日 19:00に書いたブログ記事です。

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