玉突き看護、介護職

 そういえば、この前知事会かどこかが、外国人医師の診療を認めるように要請していた。地方の医師不足は相当なものなんだろうか。

 昨日のFPの勉強会では、カナダ在住のFさんが久しぶりにいらしたので、懇親会に出席し、いろいろとお話させていただいた。

 医師のグローバル化はすごいもので、インドとか南アフリカ国籍の英語が話せる医師は、世界で引く手あまたらしい。イギリスやカナダ其の他英語圏だと言葉に不自由はしないので、どんどんと医師が国をまたいでより高い報酬を求めて移動する。で、肝心のカナダやイギリスの腕利きの医師は、一番稼げるアメリカに移動する。完全な玉突き現象が起きているとのことは以前からテレビ等で報道されていた事でもありますが、やっぱ事実らしいですね。

 医師よりもっと移動が激しいのが、看護師とか介護者で、その辺はどの国でも完全な人手不足なので、どんどん外国人を雇い入れているとか。フィリピン辺りの医師がわざわざ看護師や介護従事者の資格でVISAを取ってアメリカに行ったりする例も普通らしい。

 いまだ日本は豊かな国だと思っている人は多いが、以前に比べたらずいぶんと貧乏な国になってきている。が、やっぱそれでも東南アジアの国に比べたら、恵まれているし豊かな国。

 看護とか介護とかの人手をアジアの外国人に頼むということは、これからの流なんだろうけれど、そうするとアジアの国に必要な看護師を奪う事になる。タイだって合計特殊出生率はかなり低くなっている(1.8、1970年は5を超えていた)から、労働力が有り余っている時代じゃない。そして、医師は専門性が高いだけにもっと深刻な問題。単に足りないならよそからつれてくるじゃまずいですよね。

 それと、外国から医師を連れてきたところで、居住移転の自由ってのは日本人のみならず外国人だって基本的にあるわけですから、外国人だって無医村の僻地は嫌でしょう。田舎は外国人への偏見も多いですし。

 こんな絶対人手不足の看護、介護ですから、どこかの大学が介護ロボットを作ったという新聞記事がありました。なかなか方向性はいいと思う。ロボット介護は冷たいとかいう人も多いけれど、わしはロボットに介護されたいな。人間ですから他人に自分のよだれを拭いてもらったり、下の世話をしてもらったりは辛い。まだ機械のほうがそういう仕事はいいやって思う。オートマチックウォシュレットを作っちゃえばいいんだから。でもわしらの年代ではロボット介護はちょっと間に合わないかなあ。

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コメント(2)

よっきー :
たとえば外国の医師が日本国内で診療をするとして 適切な診断治療をしてくれるなら別に国籍なんか問題ないのですが、病気に対する考え方や治療方針って、お国によってどうなんでしょう? 習慣や価値観、宗教などが違うとなかなかむづかしそうですね。 医師と患者とが理解し合っていくってとても大事だから、まずはそこが気になりました。
okesan :
どうなんでしょうねえ。言葉の問題があるから外国人医師は難しい気がする。 介護とか看護とかなら大丈夫ですけれど。 頭が痛いでも、ガンガン、ズキズキ、チクチク、刺される様な痛み、ハンマーで殴られるような痛み、圧迫されるような痛み ジワジワとくる痛み いろいろあって、それこそ母国語でないと対応できないですよね。 外国人の看護、介護職はすでに準備万端みたいですけれど(養成が始まっているとか)、これも生活習慣とかいろいろ違って慣れるまで大変だと思います。 介護のヘルパーのフィリピン人さん、お年寄りにサラダを作ったけれど、きゅうりを輪切りにしただけだったなんて事も聞きました。料理1つでも国が違うとね。

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このページは、が2007年11月29日 23:19に書いたブログ記事です。

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