ぬか喜びでした(涙)
昨日ウキウキした件。
早速社会保険事務所へ行ってきましたよ。
そしたら、「人工骨頭」になるまで普通だったら何年もかかりますよね。たった数ヶ月でそういう風になりますかね?
と職員に指摘を受けた。確かにそう、、、いつから病気かというのは「とても重要」なんです。
で、帰宅して、夜お客さんのところに電話した。
「いやあ、手術した病院にいったら、そこが初診(最初に病院に行った日)だったということで説明を受けたので、初診日を昨日そんな風にお話したのですが、実は数年前から足が悪くて・・・、違う病院に通っていました。」 あー、そうですか、やっぱり。
てことは、遡及する年金約90万円(わしの予想)、ダメだな、もらえない(涙)。
ここで年金の仕組み説明してもしょうがないのですが(ベラボウ難しいところなので)、平成18年6月に手術をしたのでしたら年金を貰うためには、その1年半前の平成17年1月以降に病院にはじめてかからっていなければならなかった。その辺を昨日しつこく確認すればよかったのですが。
それより以前の発症(病気になった)だと、障害年金を受ける傷病に該当する場合、年金は出るけれど残念ながら遡っては出ない。遡って出ないとすると、今お客さんは60歳。50代の間は老後の年金が出ないから、何も考えずに障害の年金を貰うことができたのですが、60歳を過ぎてしまうと老後の年金の権利も発生するので、老後の年金と障害の年金の高いほうを貰うことになる。で、試算してもらったらこのお客さんは老後の年金額=ほぼ遺族の年金額。はぁー手続しても無意味か。
せめて半年前に相談に来ていただければ、わずか半年間だけでも障害年金を受けられ、30万円程度のお金でも受け取るようにしてあげられたのになあと思うととても残念で悔しい。
でも、障害年金はもらえないけれど、老後の年金に60歳から後に老後の年金を貰うときの障害者の優遇に該当するだろう、と考えていたんですけれど、これもダメだったんです。
このお客さんは現在「給与10万円ほど」なんだけれど、ちゃんと「厚生年金や健康保険に入っている」方でした。 昨日の相談で、足を悪くしてから、パートになってる。とおっしゃられていたので一般的にはパートで給与10万円だと、「厚生年金に入らない」場合が殆どだから、と自分の頭の中で勝手に思い込んじゃっていたのです。
この優遇措置を受けるためには「会社を退職する(退職して無くてもパートタイマー扱いで厚生年金を抜けていればOK)」ということが必要になりますが、厚生年金を抜けていないので該当しない。だから約60万円のお金もパーになりました(涙)。一般的な常識にとらわれていると間違いをしてしまう典型例ですね。
それでも、最後に
老後の年金は、60歳過ぎて会社で働いていると、給与の額によって調整がかかります。障害年金はどんなに給与を貰っても調整がかからず、満額マルマル貰える。なので、給与が高く、老後の年金がドンと減らされたり、場合によって全額止まるようなら、額少ないほうの障害年金を貰うほうがいいという場合もある。
でも、上に書いたように給与の額が10万円くらいだと、給与を貰っても年金が「年金と給与との支給調整」にかすりもしないから老後の年金を全部貰えるので、障害年金をもらう意味は無い。
ということで、いろいろ考えて出た結論は「障害年金の手続をして、障害認定をされるのは多分間違いないが、権利があっても、お客さんの貰える年金が増えるわけじゃないので、やるだけ無駄」 ということになりました。
お客さんに、大変申し訳ありませんでしたと電話をしたのですが、「話を聞いてもらっただけでも十分です」といわれ、またまた胸が痛んだ。
わしの年金相談のスキルの未熟さが招いた結果ですが、昨日のハイな気分から今日はどん底に落とされた気分。「げにおそろしきは障害年金なりけり」
それにしても、元々は、「年金が難しすぎる点」にある。
お客さんが人工骨頭を入れた時点で、障害年金を請求していれば、こんなことにはならなかった。でも、人工骨頭や心臓ペースメーカを入れたら障害年金なんて、誰がわかる? わしらに相談しないとわからないことですよね。
障害年金の手続をしていなくても、60歳時点で3級の障害状態にあるなら、老後の年金の優遇措置がある。
こんなこと普通の人は知らない。知らないが故に、「損をしている人」もたくさんいるんです。日本の年金は難しすぎるから、「年金ソムリエ」みたいな人を作って啓蒙しないとダメだ。
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