自衛隊の護衛艦と漁船が衝突

 護衛艦と漁船が衝突、乗り組んでいた漁師さんが2人行方不明。無事だといいのですが。

 わしの育った漁師町なんかもそうだけれど、船のエンジン音で自分の家の船かどうかがすぐわかるんですね。船のエンジン音がすると、「あ、お父さんの船だ」なんてさっきまでお茶飲んでだべっていた奥さんがそそくさと家に帰ったりする(魚の水揚げを手伝わないといけないからという理由もありますが)。エンジン音で自分の家の船がすぐわかるというのは、漁師の家族は、「夫(父)が無事に帰ってくるか」心配から気にしているということの証でもあるでしょう。本当に海は怖いです。

 早速、マスコミは大騒ぎで犯人探し@評論家等を総動員であれこれとコメントさせている。そんなにあせらなくてももうちょっと推移を見て、状況がつかめてからでもいいと思うのに。とにかくまず悪そうな奴を探さないと気がすまないのだろうか。こういう先走りで何度も罪のない人に罪を着せてきたような気がしますが、海難審判とか出るのはまだ先の先、結論が出るのは人々の記憶からこの事件が薄れてからだと思います。

 もちろん護衛艦が一方的に悪いことが、ある程度事実関係がわかって判明したら、徹底的にマスコミも責任追及すれば良いわけですが、まだ行方不明者の捜索をしている時点で責任をあれこれ論じてもしょうがない。なんであんなに気が早いんでしょう。

 ここのところ、自衛隊の不祥事が続きまくっています。その影響もかなりあるでしょう。イメージって本当に大切ですよね。

 前も書いたと思うけれど、誤認逮捕とか冤罪とかいうのは、大抵が、警察等の思い込みから始まる。「あいつならやりかねない」「あいつにちがいない」という思い込み、それに偶然被疑者が犯罪現場を通りかかったというような思い込みを裏付けるような偶然が重なって悲劇は始まる。 

 普段の行いが大きくイメージを左右するんですね。「あの人がそんなことするなんてあり得ない」という場合は慎重に調査する。国会議員とか市町村長のような名誉ある地位にある人の場合は信用力もあり社会的影響もあるから警察が逮捕するときも慎重には慎重を重ねる。

 もちろん思い込みなんてのは犯罪捜査の時にあってはいけないのだけれども、やっぱり捜査をするのも人間ですからそういうものに流されるのは仕方が無いことなのかもしれません。というか良くないことだけれどそういうことがあると思っておいたほうが良い。

 年金の専門家が、何度口をすっぱくして「年金制度が必要なこと」と「今行政がやっているずさんな年金管理」は別物だ、不祥事があるから年金制度が必要ないなんて結び付けるのは言語道断と説得しても、一旦ついてしまった悪いイメージはそう簡単には落せない、年金制度なんて止めてしまえなんてすぐ言われてしまう。これからずっと先社会保険庁および民営化後のねんきん事業庁は針のむしろでしょう。 

 自衛隊の不祥事が続いていなくても今回の事件は叩かれていたのでしょうが、不祥事が続いたことによりよりバッシングが酷くなっていることは否めないと思います。

 やっぱ普段の行いを正しくし、身を綺麗にしておかないといけないなあ。

 

 

 

 

 

 

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このページは、が2008年2月19日 22:26に書いたブログ記事です。

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