サイバラには考えさせられる

  20時から西原理恵子のトークを聞く。無頼派漫画家といわれているけれど、この人にはいつも泣かされます。どこかに人をひきつける何かがあるんだろうなあ。

 30分のトーク番組で、内容は夫(鴨ちゃん)のアル中の話。

 結婚して鴨ちゃんがなくなるまで6年。彼女がまともに夫婦としていられたのは、最初の半年と最後の半年だそうな。普通ならほんの1年ということだけれど、その期間は物凄く濃密だったんだろうなあ。

 人間、何がきっかけでそういう世界(アル中とか)に落ちるかもしれない。自分は大丈夫なんていっている人は何の根拠のない自信なんです。

 西原理恵子は、「夫婦仲が悪い=別れちゃえば」、「仕事がきつい=辞めちゃえば」って人は勝手にいうけれど、簡単に辞められない事情ってのがいろいろあるんですよねえ。という言葉には納得。

 仕事の愚痴を友人から聞くことがあるけれど、だからといって仕事は辞められない。学生の子供がいて、家のローンがあって。いい転職先があればいいけれど、今の年収を下回ったらヤバイことになる。全く自由に恋愛も仕事もできるのは世捨て人になったりしたような場合だけ。

 仕事が嫌なら辞めれば というアドバイスは何の足しにもならない。かえってストレスを増やすだけ。愚痴があるのは人間として当然かもしれない、そしてそれを聞いてもらえるのはすごいストレス解消。そしてナーバスな人間ほど神経が細やかで愚痴をためるけれど、本当はいい人が多いんです。

 でも人間というのは、そういうのを聞くのをうっとうしいと感じることって多いですよね。何うじうじしているんだっていうのは言ってはいけない言葉なんだけれども、思わず言っちゃうこともある。人の話を聞くってのは本当に難しいなあと思います。

 話すのは難しいけれど聞くのは最も難しい。

 

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コメント(2)

ゆーくこん :
OKEさんの日記を愉しく読めるのも、OKEさんがいい人だからですよ。 私も、早めに引退して田舎に帰れるといいですね、とか、せっかくフリーだからもっと旅行に行けるといいですね、と、安直に書いちゃってますね。すみません。 でも、逆に身内を亡くすみたいな非日常の状況に身を置けば、自分の事も大事にしなきゃ、と思うんじゃないかな、と思います。日本のテレビドラマ見てても、仕事が重過ぎる設定が多いし。 後で「なんで、あんなに仕事先に気を遣ったんだろう?」と思う事が何度かありました。幾度かの葬式などの折り。会社であれば、私が例えば事故に遭ったりしても代わりなんてだれでもできるのに。誰かの家族であるのは、簡単には辞められない。 実に、話すのも聞くのもむずかしいですね。会社に不満のある若い友人に、あなたの代わりなんていくらでもいる、なんて、言えません…。
okesan :
日本人って仕事のこと重く考えすぎているのかもしれません。 昔の会社の上司はブラジルの子会社の支配人をやっていた人で、「サッカーを見るために会社を休むのはまだわかるが、サッカーを見るために会社を辞めるやつがいるのは、想像できん」と驚いていました。 でも、そんくらい「楽天的に」、会社を辞めても何とかなるだろう的考えが日本人にももう少しあってもいいのかなあ。 仕事のしすぎの過労死とか、仕事のストレスでの自殺とかそういう報道を見るとつくづく思います。 すこし話ずれちゃいましたけれど。

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このページは、が2008年3月31日 23:23に書いたブログ記事です。

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