親からの荷物

 わしの行っていた小学校は同級生が21人。今は廃校というか学校統合しましたが、統合前末期には1学年がヒトケタ前半にまで減っていたそうです。21人であれば顔も名前もしっかりと覚えている。今となっては顔はずいぶん変ったやつも多いけれど。

 そんな田舎にお盆にお寺にお金を持っていきましたが、その時同級生のNさんの家の玄関に「忌中」の張り紙がしてあった。そういえば、お母さんが亡くなったという話を聞いていた。まだ若いのに(70歳にもなっていなかったそうな)、がんだったそうで。

 母親も仲良しだったんだけれど、10歳以上も年下の人がなくなるのはショックだったかもしれない(本人は表情に出さないが)。

 Nさんの長女がわしと同級生で、その下に2人弟がいた。

 その弟さんが、大学生で親元を離れて下宿をしていたときに、荷物が親から送られてきて、その中にタッパーに入ったカレーが入っていたそうな。

 だが、悲しいかなそのカレー、到着時には既に傷んでいたそうで(笑)、息子から母親に「すぐ腐るような生物は送るな」と苦情の電話があったそうな。到着から不在で荷物の受取まで時間がかかっていたのだろうか。

 普通こういう場合は、レトルトのカレーを送ったりするもんだけれど、それじゃ心がこもっていないということで、親ってのはどうしても自分で作ったものを送りたがるんでしょうね。

 思い出せばわしが大学生の時、友人のところにちょうど荷物が送られてきて、開けてみたらいろいろと食物が入っていたがその中に、タッパーに入ったサーモンマリネが入っていたなあ。その時点で即宴会に発展したわけですが、いずこの親も同じですよね。親元を離れている子供のところには何かしらの荷物が送られていたように思う。こんな余計なものを送りやがって、、全くしょうがないなあ といいながらも少し嬉しかったりするわけで。

 Nさんの弟も、傷んだカレーを見た時は「なんというバカ親だ!」と一瞬ムッとなったかもしれないけれど、今となっては亡き母親の子供への心遣いを思って感謝しているのかもしれない。

 

 

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このページは、が2008年8月21日 23:13に書いたブログ記事です。

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