配達記録郵便廃止

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 わしは、普段から配達記録郵便を良く使います。

 あまり使わない人も多いでしょうから誤解を恐れずに簡単にわし的に説明すると、

 書留(簡易書留)ー補償=配達記録  

 書留のように補償はないけれど、お客さんに「確かに受取りました」の印を押してもらうので、「個人情報の満載した年金手帳や保険証等を送るのには最適」なしくみ。年金手帳なんて1円にもなりませんから補償があってもしょうがない。ただ悪用されると困るんです。

 そんな配達記録郵便ですが、廃止になるそうです。

 「郵便事業会社は25日、郵便物や荷物の引き受けと配達を記録する「配達記録郵便」の廃止を国に申請したと発表した」

 確かに受取人が不在がちだと、郵便事業会社員が何度も配達に出向かなければならず、人件費や配達経費がかかりますよね。元々宅配便に対抗してできた制度だから、かなり設定にも無理があったのかもしれない。書留や速達、配達記録の事業は赤字が年間約300億円に達し、大半を配達記録が占めるというのも無理なからぬ話だ。

 そこまでは仕方がないからと納得をする。が、その対策は納得できない。 

 「利用者には今後、簡易書留や新設する「特定記録郵便」に移行してもらう。簡易書留は損害賠償がついて受取人がわかる仕組みで、取扱料を50円値下げして300円とする。特定記録郵便は、送る側の記録は残るが、配達時に受け取る側の受領証と署名を必要としない仕組みで、損害賠償もない。取扱料は160円」

 いやねその新たにできる特定記録郵便、年金手帳やら保険証やら、いくら追跡がついてるからといってわかるのはお客さんのポストに投函したことまでですよね。次(そのポストからお客さんのところへ渡ったか)はわからない。郵便受けから郵便物を盗み出すバカが全国どこにでもいるんですから。

 てことで、その新たにできる特定記録郵便は使えませんよ。 そうすると90円の値上げか、、、痛いなあ。

 クレジットカードなんかも全く同じで、あのプラスチックカード自体にまったくの価値がない。だから盗られても補償しますといわれても困るわな。で簡易書留の補償の5万円ぽっちじゃ、カードで80万円のロレックスなんか買われたって補償しないわけだし(というかそういう内容物を不正利用した補償は想定していないだろう、あくまで同封された内容物自体の価値で判断するはず)

 赤字で大変なのはわかる。何とかしないといけないのもわかる。

 でも、だからといって、「書留使え」はないだろう。普通に配達記録の値上げですまなかったのかなあ。

 個人的に想像するに簡易書留で補償した案件というのは物凄く少ないんだろうかな。だから、コストに締める人件費は圧倒的に大きくて簡易書留と配達記録との料金差(補償の差)が計算してみたらあまり出なかったというのが本当のところか。どうなんだろう。

 民営化で郵便料金が下がるなんて思った人もいるようですが、国営時代の「ムダや赤字サービス」を排除するのも民営化の効果の一つ。つまり採算が合わないのに国策で無理した部分も沢山あるんだろうと思います。それが合理的な値段になるのは、利用者には辛いが健全な組織としての態度。

 でも、貧乏人には辛い値上げなのは間違いないですけれど。

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このページは、が2008年8月26日 23:42に書いたブログ記事です。

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