アリタリア会社更生法適用

 アリタリア、イタリアの航空会社ですね。わしは乗ったことがありませんが大好きな会社です。

 というのは、大昔成田空港でバイトしていた時、とてもフレンドリーで警備員のような空港カースト社会(空港は、公務員(国土交通省関係其の他)の下に、エアラインのスタッフのがいてその下に、警備員や掃除の人がいるという縦社会)の最底辺にも優しかったから。

 本当に、警備員を「ゴミ程度」にしか思っていない会社も多い。たとえば、いつも顧客満足度調査ではトップを行くアジアのS航空。ここのスタッフはいい人もいたがとんでもないのが多かった。

 アジア系のエアラインはどこも見かけの華やかさとは対極に「給料が激安」らしい(あくまでも噂)ので、その分自分たちより下の人間がそばにいれば、何かにつけきつくあたるようになるのもやむをえないことなのかもしれない。けれど、見かけはとても華やかな職業なので、妙なプライド(エアラインで働いているというだけで飲み屋ではチヤホヤされているのか)があったりして、それが鼻につくのはきつかったな。

 警備員はバイトだから、飛行機が遅延した場合には、その分長く働いてお金を貰うわけですけれど、バイトの終わり時間が「突然の事情で延びる」ということは予定外のことで(普通のバイトではないですからね)結構しんどい。しかも機材の故障とか天候不良とか、あちらさんの一方的な事情なわけなのに、いざそういう状況になるとあーしろ、こーしろと指示も多く、なおかつスタッフたちもお客の苛立ちをうけて苛立っていてそのとばっちりが来る。

 アリタリアさんは、そういう場合も申し訳ないから、と お客さんに配るミールクーポン(空港のレストランで使えるクーポン)を分けてくれたりした。ですからアリタリアが遅れた時の晩飯は豪勢でしたよ(笑)。普段は食べない2000~3000円分くらいの晩飯でしたから。

 スタッフも結構フレンドリーで、少人数なので人間関係も良かった。エアラインのクルーも「ボンジョールノ、コメスタ(ちわ、ご機嫌いかが?)」「ベーネ、ベーネ(良いですわ)」という会話が我々とかわされる(エアラインによっては全く無口どころか不快感丸出しで、機内のスチュワーデスの笑顔は全くの仕事上の作り物だということがわかるようなのもいた)ラテン系の陽気さだった。

 ALITALIA(Always Late In Take off , Always Late In Arrival)なんちって悪口言われるけれど、一刻を争うような仕事をしているようなビジネスマン以外には悪くない航空会社だと思う。アリタリアは時間の余裕があると楽しめる会社です。

 イタリアというのは不思議な国で、5万人収容のスタジアムでサッカーの国内リーグのビッグマッチが行われるときはその3~4万人(記憶あやふや)分のチケットはマフィアに流れて、裏ルートで資金の源泉になったりとかそんなはちゃめちゃで、国家経済が破綻するとかいいながら、なぜかずっと破綻はせず(裏経済のおかげ?)、フェラーリ、ランボルギーニみたいなスポーツカーメーカーやベネトンやグッチのような世界に誇る高級ブランドがあり、、、オリベッティやフィアットみたいな普通の人相手の商売もあり、、正直実体がよくわからんのです。

 個人個人で言えば日本人に比べて人生を楽しんでいるのは間違いない。テレビでイタリア人は普段は週単位では週末どう遊ぶか考え、年単位では夏のバカンスどう遊ぶかいつも考えている。と放送されていたので、旅先で出会ったイタリア人に「これ本当?」と聞いたら「当たり前じゃない?」って言われたって話は前書いたと思いますが、セコセコと働いている日本人であるわしは、イタリア人と話をしていると人生って一体何だろうとすこしへこんでしまう。

 ということでアリタリアのスタッフは、大変かもしれませんが、ラテン気質で乗り切ってください(って日本の空港で働いている人は日本人か、、、(苦笑))。

 いつの日か、再生されたアリタリアに乗ってみたいなあって思います。

 

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コメント(2)

すずか :
アタシも今度生まれ変わったらイタリア人に生まれたい・・・ アリタリア生まれ変わるといいねぇ。
okesan :
アッサラームアライクム(ちわ!) モロッコよりお帰りなさい。あの国、いいよねー ほんと いや商売人はインド人も真っ青みたいなえぐいのも一杯いるけれど、それはそれで刺激になるわけだし。 イタリア人ねえ、本当に「人生を楽しむ天才」かもしれない。 サベナ(ベルギー)が消え、スイス航空が消え、今度はアリタリアか。その国を代表するエアラインが次々消えていくなあ。

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このページは、が2008年8月31日 23:01に書いたブログ記事です。

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