金融危機で困るのはやっぱり庶民

 何か世の中えらいことになってますね。世界同時株安とか、欧州では金融機関もやばいとか。

 この期に大損をこいた投資家を見てざまあみろと思う人も結構いるようだけれど(特に外国では)あまりにも短絡的。

 いやね、リーマンの人解雇されちゃった(だろう)けれど、彼らの中には億単位の報酬を貰っていた人がゴロゴロいたわけですよ、3年働いていて半分を貯金していたら貯金も億単位。急に節約生活ができるか否かは別として、質素にやれば何年(何十年)も働かなくてもやっていける蓄えはある。その上に頭のいい人たちだから次の仕事をまた何か考えるしスカウトも来るでしょう。

 金融の現場の人でなくても、お金を持っている人は強い。10年前に日本のバブルが飛んでその後日本経済は散々でしたが、その頃に株を大量に買い込んでいまだ長期間塩漬けにしている人を知っていますが、お金のある人はそれくらい余裕があるんですね。「まあ、安くなったものはしょうがないなあ」なんて悠然としていられる(心中は知りませんが)。

 10億円資産がある人は、その大半が吹っ飛んだとしても1、2億円くらいはあるんですよ。いや、外貨預金とか金投資とかいろいろと細工をして分散しているからそんなに吹っ飛ぶ事もないだろう。

 それにくらべて、庶民(わしも典型的庶民)は、たくわえは少ないし、もし仕事が無くなったら明日から途方にくれる。余裕がないんですね。景気が後退して悲惨な思いをするのはまず最初に一般庶民から貧困層。特に雇用の安定しないフリーター、パートアルバイトあたりはヤバイ。

 お金持ちがバブルがはじけて「ザマミロ」と思う気持は庶民にはだれしも確かにあるでしょうが、でも一番困るのはザマミロと思っている人間自身だというのはなんとも皮肉です。

 何とかんとかアメリカで金融の救済法案が通りましたが、この「ザマミロ」感覚は、時として国の方向を誤らせる。方向性が間違いなのに恨みエネルギーは高いですから。ちょっと怖いです。

 健康保険や年金制度も「社会のセイフティネット」、お金持ちは自費で病院に行けるし年金も必要ない。必要なのは庶民なんですね。でも最近はなぜか「貧乏な人」が「健康保険や年金要らない」といっている。いやそんなこと言い出したら喜ぶのはお金持ち(というか保険料や税金を払っている会社経営者)ですよ。はぁー。

☆☆☆

 それにしても、金融というのは難しくてわかりません。

 最近はネットでいろいろな金融のニュースやブログを読んでいますがさっぱりです(一つ一つのことはわかったりするんですけれど)。年齢的に頭が固くなったことと若い頃に経済金融の勉強をあまりしてこなかった事が原因でしょうが。

 世界経済が完全に収縮したら旅に出るどころの騒ぎじゃなくなっちゃうんだろうなあ。そうすると旅に出られなくなる側も辛いし、受け入れ先(途上国の外国人旅行者向けのゲストハウス等)はもっと辛くなるだろう。観光客がやって来ないと干上がってしまうほど外国人観光客をあてにしている世界の観光地も多いです。

 

 

 

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このページは、が2008年10月 6日 23:43に書いたブログ記事です。

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