電車の中
電車に乗っていて、ドア付近に立ち、ふと網棚を見上げると、
「カンコーヒー」がポツンと立っていた。
これ中身が入っているの?ていうか飲み干した缶でも中のコーヒーは100%なくなるわけじゃないし、そもそも缶だから落ちてきたら痛いし、理解できない。
下においてあげようかと一瞬悩んだけれど、「わしが飲み干したように見られるのは嫌だな」という考えが頭をよぎり、なにもせずに置いたままにしていた。やっぱり下においてあげたほうが良かったのかな。
ちょっと離れたところに座っていた小学生の子供(隣は人がいなかった)、カバンから蒸しパンのようなものを取り出して食べていた。食べるのはまあかまわないとして(通勤電車だからあまり良くはないが)、食べながらぽろぽろとかけらをこぼす。
で、自分の降りる駅に着いて立ち上がる前、自分の膝の上のかけらは手で払いのけていたが、自分の座っていた横に落ちたやつはそのまんま(ロングシートだからシートの上に)。こらこら、次に隣の席に人が座ると蒸しパンの上に座る事になるだろうが(怒)。白いスカートの女性とか大変だぞ。
電車の中というのは、基本的に不快空間(人と人とが接近する空間)なんだからお互いが心地よく時間を過ごすために普段以上に、「公共心」が求められるんだが、網棚カンコーヒーや蒸しパン少女を見てちょっと悲しくなった。細かい事だけどね。
☆☆☆
わしは、仕事では、「キャスターつきのカバン」を持って移動している。結構でかい。
朝晩の通勤電車に乗り合わせると大変。何しろ混雑しているのにでかい荷物を持っているので周囲の不快感を煽る。しかし、網棚までたどりつけないしたどりつけても重さ10キロ以上ある荷物を網棚に上げる事は他の人が邪魔になってできない(できるのは始発か終点くらいかな)。
昨日の京王線は運よく途中から座れたのはいいが、疲れてすぐ眠くなって意識が遠のいた。で、ふと気がつくと手元からカバンがコロコロと自走して離れていく(汗)。一瞬にして目が覚めてあわててカバンを取り戻した。カバンがぶつかった若い女の人ごめんなさい。
満員電車の中にキャスターつきバッグを持ち込むのは非常識という人がいる。確かにその気持もわかるなあ。でも10キロを超す荷物を普通のカバンに入れて歩くのも厳しいんですよ、オッサンには。
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キャスター付きカバンは、どんな目で見られようと、自分の健康の為に気にせず使っていいと思います。腰でも痛めたら大変です。リスクマネージメント。
そういう事に厳しいのが東京の人なら、そのせいで車いすなんかの行動範囲も狭められていると思うのです。
でも、コーヒーは触らなくてよかったですよ。
李下に冠を正さず。リクスマネージメント。
そうですねえ、コーヒーに毒物が入っていたりしたら「怪しい男=指名手配」ですからねえ。
あと、爆発物だなんてこともあるかもしれないわけで、爆発したらしゃれにならん。
そもそも網棚(最近は網じゃなくて金属製だから缶が乗るということもあるが)に荷物以外のものが載っている事自体不自然ですしね。