おばあさんのコンビニ
カビが生えると面倒なので、せっせと毎日餅を食べ続けていましたが、本日の夕食ちゃんこ鍋風(一人前の小分け鍋)をスーパーで買ってきて、その中に餅をいれて完食。お正月の食べ物もなくなりました。餅も多分来年まで食べないだろう。
☆☆☆
締まり屋の姉は、値段の高いコンビニでモノを買う人が信じられないという。
まあその考え方も間違いじゃない。150円のペットボトルは近所のスーパーなら大体100円だ。冷凍食品なんか明らかに値段が3~4割違う。締まり屋さんにはお店が24時間開いているのもメリットではない。そんな深夜に買い物に行くのなら、明るいうちに買い置きして置けよという。それも間違いじゃない。
今日、わしが良くいくコンビニにいる間に、手押し車を押したおばあさんが入っていた。
都会では、お年寄りのコンビニ利用が意外と多いと思う。スーパーが近くにあれば行くんだろうけれど、近くにないとペットボトルが150円でも行く。それだけ便利なんだ。わしのところはそうスーパーまで遠いとは(わしの感覚では)思わないんだけれど、お年寄りの100m歩く距離はわしらの500mくらいの感覚なんだろうな。しかもコンビニはスーパーのように「混雑していない」。スーパーは売り場がどうしてもものすごい雑踏のようになり買いにくい。
また運よくスーパーが近所にあったとしてもサイズがドデカイと使い勝手が悪い。品揃えは豊富になるが店内をあちこち歩き回らないと必要な商品が買えないとなると、お年寄りには店内が広いのは辛い。
わしも歳を取ったらあまりスーパーに行かなくなるかもしれない。やっぱりスーパーもコンビニも必要だ。
てことで、品揃えは少なく、少々値段は高いけれども使い勝手はよいコンビニなのですが、
入店してきたおばあさんが、店員さんに、「この前ここにあった商品、美味しかったのにねえ、もうないの?」と聞く。おばあさん商品名は良く覚えていなかったみたい。で店員さんがあれこれと聞いていたが、「いつ頃ありました?」「そうねえ、2週間くらい前かな」ここで店員さんが反応する。「あ、商品は1週間単位で変えますので、もうないですよそれじゃ」
もっと説明しているところを聞くと、たな卸しや商品陳列の配置換えをしてないで同じところにない場合その商品は「売れ行きが悪くて撤去」された可能性が高いとのこと。
おばあさんはちょっと残念そうだった。
コンビニは「品揃えが少ない」から普通のスーパーよりさらに「商品構成」を厳密に考えている。基本的に商品は「最も売れるもの限定で」あれこれとは選べないことになる。でもおばあさんは「利便性」を考えてこのコンビニをずっとこれから先も使い続けるんだろうな。激烈なコンビニの商品サイクルだとおばあさんは「これはいい」と思った商品もすぐに変えなくなるかもしれない(他の人がいいと思わない限り)けれど。
老後にわしはどこにすんで、どうやって生活必需品を調達しているんだろう。
宅配制度を始めているコンビニやスーパーもあるらしいけれど、使い勝手はどうなんだろう。田舎に帰ったら近所にコンビニはないし。
おばあさんの手押し車をみてふと将来の事を考えたりした。
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