70の手習い
日曜日は終日撮影。
何か気温があがってきてやっと一息ついた。これからどんどん暖かくなるんだろうか。4月は低温傾向が続くと書いてあったが嫌だなあ。
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「神奈川歯科大(横須賀市)で5日、新入生77人の入学式があり、70歳の大田順子さん=横浜市中区=が入学した。会社会長も務める大田さんは「6年間元気で、人生の総まとめの勉強をしたい」と向学心に燃えている。
午前10時からの式に臨んだ大田さんは、自分の名前が呼ばれると「ハイ」と元気に返事をして立ち上がった。18~20歳の男子学生に囲まれ、小柄ながら凜とした姿だった。
昨年末、知人の歯科医から「もう一度勉強してみたら」とアドバイスされ、1カ月集中して受験勉強をしたという。「生物を選択し、英語も論文も頑張って合格できた」と振り返る。」
この人にケチをつけるつもりは全くないし、70歳で受験勉強って本当にすごいと思う、まさに称賛に値する。
ただ、手放しですごいだけでいいのかというと、世の中的にちょっと考えることもある。
大学には学生に対してかなりの国からの助成がある。
昔、医学部なんかの学生に比べてかかる費用に比べて、授業料は全く同じだし随分と差があるなあなんて大学の職員の人に軽口叩いたら、「お前らみたいな文系の奴にも100万円は下らない費用が年間かかってるんだからな、おまえらの授業料で全部が賄われていると思うなよ」とくぎを刺されたという話は書いたかもしれない。わしが学生の頃、何十年も前の話です。
世にうわさされる学費の高い大学だって、もし全額授業料で賄うなら今の水準じゃ絶対に収まらない。
というように医学部、歯学部あたりは卒業するまで国立は当然として、私学でも普通に相当な額の補助を国がしているのだと思う(具体的な額は知らないが)。1人に対しての他の学部に比して実験その他かかるので半端ない。
だから、もし「世の中を最も効率的に動かす」という視点で考えるなら、「医学部や歯学部の学生は受験時30歳まで、学士入学は35歳まで」とかにしないとまずいのかも。医師は学部卒業するまで6年、それからいろいろと修行して一人前になるのに10年近くかかるらしいので、30歳で入学しても、一人前になったら40歳がちらついている年齢になるはずだし。
そう思うと、やっぱり年齢に関係なく受験できる余裕が世の中にある今はいいと思う。人によっては、70歳の人が歯学部入っても卒業して歯科医師として活躍できるわけもなく、無駄な限りと思うかもしれませんが、余裕のある無駄でいいんじゃないですか。
もしこれから日本がドンドン貧しくなると、社会全体にそういう余裕「=中高年が医学部や歯学部に入ることを許す」がなくなるかもしれない。中高齢者の入学者は若い人と比べて補助を減らして学費が高くなったりするかもしれない。
そうなると本当にギスギスした世の中になっちまう。学びの入り口は年齢に関係なく広く空けておかないとだめですよね。
ということでわしも、学校に入り直したいが、いつも言っているように金もヒマもないです。あ、血を見てクラクラするわしは医科歯科薬価系、生物学系は全く駄目です(数学嫌いなので行く気もないけど)。
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